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東京十社巡りとは
東京十社とは、明治天皇が明治元年(1868)に准勅祭神社と定めて、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社のことです。
そのお社をまわることを東京十社巡りと呼び、昭和五十年(1975)、昭和天皇様のご即位50年を奉祝して、この十社めぐりが始まりました。
また、10月10日は、東京十社巡りの日となっています。
東京十社巡りのおすすめ順番ルート
東京十社巡りをする順番は、特に決まりはないのでご自身の都合に合わせて巡る順番を決めれば大丈夫です。
例えば家の近くからはじめる、他の史跡と合わせて巡るなど色々な順番の決め方ができます。
<おすすめコース(2日間)>
1日目:「王子神社」→「根津神社」→「白山神社」→「神田神社」→「日枝神社」→「氷川神社」
2日目:「亀戸天神社」→「富岡八幡宮」→「芝大神宮」→「品川神社」
東京十社の絵馬
御朱印以外に絵馬もそろえることができます。
絵馬ひとつの初穂料が300円で、土台となる台座が1500円になります。
東京十社の御朱印帳
各寺社に東京十社の御朱印帳は置かれています。
初穂料が1500円です。
東京十社巡りの御朱印
王子神社
王子駅から徒歩3分ほど着くことができる王子神社は、江戸時代の徳川将軍家から厚い表敬を受けていました。
境内にはパワースポットになっている樹齢600年以上とも言われる大イチョウがあるので、参拝の際は忘れず見に行かれることをおすすめします。
また、末社の関神社は髪の毛に関するご利益があるという珍しい神社です。
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根津神社
境内にある千本鳥居は、京都の伏見稲荷を思わせる雰囲気があり多くの外国人の方々も訪れています。
また、4月上旬から5月上旬にかけて約7000坪の敷地にツツジが咲き見頃を迎え、多くの人たちで毎年賑わいます。
唐門、透塀、楼門など国の重要文化財に指定されているものが多数あり見ごたえがあります。
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文京区・白山神社
徳川5代将軍の綱吉と生母の桂昌院から厚い信仰を受け、小石川の鎮守となったのが白山神社です。
都内有数のあじさい神社として、6月の梅雨の時期には見事なあじさいが境内を彩ります。
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神田明神
江戸総鎮守として、昔から現在に至るまで多くの人々から厚い信仰を受けている神社です。
元和二年(1616)、江戸城拡張のときに艮(うしとら)の鬼門の守護神として、現在の場所に遷座されました。
現在は東京の中心108町の氏神として崇められています。
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日枝神社
東京都千代田区永田町という東京の中心地に建つ日枝神社は、大江戸の鎮護の神として多くの人々の崇敬を集めています。
外国人の観光客も多く訪れる境内には、狛犬ならぬ狛猿(神猿像)がいて参拝者が記念に写真を撮っている姿が印象的でした。
また、山王稲荷神社の稲荷参道につづく朱色の鳥居は、幻想的で特別な空気を感じることができます。
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赤坂氷川神社
TBSの赤坂サカスがすぐ近くにあるにもかかわらず、境内の中は木々に溢れた緑の世界でした。
パワースポットと呼ばれている赤坂氷川神社の大イチョウと7対の狛犬がとても印象的で、歴史を感じさせてくれます。
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亀戸天神社
2月から3月にかけて梅花、4月から5月にかけて藤の花、秋には菊花と四季折々花を楽しめることから、「花の天神様」と呼ばれています。
また、学問の神様である菅原道真公が祀られていることから、受験生が多く訪れる場所でもあります。
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富岡八幡宮
「深川の八幡さま」として親しまれている富岡八幡宮は、寛永四年(1627)の創建です。
深川八幡祭りは、江戸三大祭のひとつとして毎年大変なにぎわいを見せています。
境内では、日本一の黄金神輿を見ることができます。
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芝大神宮
古くは芝神明と称されていましたが、明治五年(1872)に正式に官許され芝大神宮と改称されました。
また、江戸時代には「関東のお伊勢様」として多くの人から崇敬されていました。
縁結びのご利益があるとされる千木筥(ちぎばこ)のお守りが有名です。
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品川神社
東海道品川宿の鎮守として、多くの人の交通の安全を見守られてきた神社です。
境内には、金運アップのご利益があるとされとされる「一粒萬倍の泉」や霊峰富士のご利益を頂ける富士塚などパワースポットが満載です。
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東京五社巡り
東京十社巡りの他に、東京五社巡りというものも存在します。
こちらは1月1日から3月31日までの期間で巡ると記念品を頂くことができます。