今回は、江戸城・皇居の裏鬼門を護る日枝神社に御朱印を頂きに行ってきました。
文明十年(1478)に大田道灌が江戸城を築くときに、川越から勧請し、城内梅林坂付近に山王権現を祀ったことがはじまりだそうです。
目次
日枝神社の御朱印
こちらが日枝神社の御朱印です。
「皇城之鎮」と添えられた御朱印は、緑の二葉の葵の印が押されているのが特徴です。
御朱印を頂ける場所は、神門をくぐって左側にあります。
待っている間、整理番号が配られます。
私の誕生日は13日なのですが、整理番号が13だったとき、ちょっと縁を感じたので、写真を撮ってみました。
御朱印とともに参拝記念もいただけました。
日枝神社の御朱印を頂ける時間
御朱印を頂ける時間は、朝の9時から夕方の17時までのようですが、寺社様のご都合で変更になる場合がございますので、心配な方は直接電話をして確認することをおすすめします。
日枝神社のご利益
日枝神社は、縁結びや恋愛成就、子授け祈願、安産祈願、子育てなどのご利益を授かれるといわれています。
その理由は、主祭神の大山咋神様が、玉依比売命の間に子供ができたという言い伝えから、良縁・子授けの神様として崇敬されていること。
また、相殿神のイザナミ神が縁結びの神様として信仰されていること。
拝殿前の神猿像(右が夫猿、左が妻猿と子猿)をなでて祈願すると、子を授かれると口コミになり、子授けのご利益があるといわれています。
日枝神社の神猿像
また、主祭神の大山咋神様は、物事に杭を打ち要を作るとされ「仕事運・出世運」のご利益も授けていただけるといわれています。
日枝神社のお守り
「魔が去る」という可愛いお守りも人気です。
ライブ前には日枝神社でお守りを頂いてきましたよ。さるかわいい。おみくじ大吉わーい。 pic.twitter.com/NMkqxQauRj
— れいかえる (@reikaeru) 2016年4月25日
日枝神社へのアクセス方法と駐車場
電車でのアクセス方法
- 東京メトロ 千代田線の赤坂駅より歩いて約3分
- 東京メトロ 千代田線の国会議事堂前駅より歩いて約5分
- 東京メトロ 南北線・銀座線の溜池山王駅より歩いて約3分
- 東京メトロ 銀座線・丸の内線の赤坂見附駅より歩いて約8分
駐車場
参拝者用の無料で停められる駐車場は完備されていました。
私は、東京メトロ南北線の溜池山王駅から行くことにしました。
7番出口をでたら外堀通りを歩いて行きます。
アッという間に日枝神社の山王鳥居に到着しました。
日枝神社の境内
日枝神社の境内へ行くのにエスカレーターも用意されていました。
日枝神社の境内地図
日枝神社の境内地図がこちらです。
境内の神門方面へ歩いて行きます。
神門の前に手水舎があります。
日枝神社の神門
こちらが日枝神社の神門です。
中に入ると見事な銅製灯籠が置かれていました。
日枝神社の社殿
江戸時代の明暦の大火のあと、徳川4代将軍の家綱が現在の場所に社殿を作るように命じ、万治二年(1659)に壮大な社殿が完成し、以降、日吉(江戸)山王大権現と称し、歴代将軍をはじめ多くの人々から崇敬を集めたそうです。
戦災で、徳川家綱が建てた社殿は焼失してしまったそうですが昭和三十三年(1958)に再建されました。
日枝神社の藤棚
藤棚は社殿向かって右側にあります。
例年4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。
日枝神社の宝物殿
手水舎の隣に建っているのが、宝物殿です。
無料で中に入れて、国宝・重要文化財、徳川将軍家ゆかりの宝物などを見ることができます。
時間は午前10時から午後16時ですが、火曜日と金曜日はお休みなので、ご注意ください。
末社(猿田彦神社・山王稲荷神社)
日枝神社の末社には、猿田彦神社と山王稲荷神社です。
朱色がつづく幻想的な雰囲気の稲荷参道を上がったところに、末社があります。
こちらに猿田彦神社と山王稲荷神社が祀られています。
猿田彦大神は、「道開きの神様」ですので、今後の進路に迷っている人はこちらでご利益を授かるといいと思います。
また、山王稲荷神社は、地主神であるとともに戦災でほとんどが焼失した中、唯一残ったそうです。
なので、日枝神社の隠れパワースポットとして知る人ぞ知るといった場所なので、こちらにも参拝されることをおすすめします。
日枝神社は東京十社巡り、五社巡りのひとつになっています。