茨城県水戸市にある弘道館公園は、梅の名所として知られている場所です。
弘道館公園は都市公園で、旧弘道館の建物については「茨城県都市公園条例」において「有料公園施設」とされ、観覧が有料となっています。
今回は、旧弘道館以外の無料で見学することができる場所の梅を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況などの情報と共にお伝えしていきます。
目次
弘道館公園の梅の見頃
弘道館公園の梅の見頃は、例年2月下旬から3月中旬頃です。
弘道館公園の梅の開花状況
現在の梅の開花状況については、観光いばらきが運営しているサイト内の「水戸の梅まつり」のページで確認することができます。
弘道館公園の園内マップ
こちらが弘道館公園の園内マップになります。
A~Eがある場所は有料になっていて、今回ご紹介するのはF~J周辺に咲いている梅の様子になります。
弘道館公園の梅の写真
日本遺産に認定された弘道館(有料)へのアクセス方法や駐車場、また梅の様子などについては、別のページで詳しく情報を載せていますので、こちらをご覧ください。
学生警鐘周辺の梅
学生警鐘は、弘道館で学ぶ学生たちに時を告げたり、事あるときの知らせに用いていたものです。
弘道館鹿嶋神社周辺の梅
弘道館鹿嶋神社は、水戸藩第九代藩主の徳川斉昭が弘道館を開館するにあたって仁孝天皇から勅許を得て成立されたとされます。
創建は安政四年(1857)になります。
鳥居周辺に梅が咲き誇っていました。
社殿へ向かう参道の梅の様子です。
御祭神は、武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)です。
徳川斉昭公が神木としてお手植されたという梅の木三株「神木鈴梅」が境内に残されています。
境内には神儒一致体感スタンプが置かれていました。
弘道館は、「神儒一致(神道と儒教どちらも大事であること)」の建学精神のもと、鹿嶋神社と孔子廟が建てられました。
八卦堂
八卦堂は、各面の上欄に八卦(易)の算木が取り付けられているので八卦堂というそうです。
堂の中には、弘道館記碑が納められています。
種梅記碑
種梅記碑は、徳川斉昭公が天保四年(1833)就藩したとき、領内に梅が少ないことを知り江戸屋敷の梅の実を集め、水戸に送って育苗し、偕楽園や弘道館、さらに領民の家まで植えさせた由来を記しています。
孔子廟
孔子廟儒学の祖である孔子を祀るために建てられました。
安政四年(1857)に孔子神位の安置が行われました。
その他の梅の写真
水戸市の梅の名所といえば偕楽園です。
偕楽園の梅の様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
【動画】弘道館公園の梅の景色
弘道館公園の梅の景色を動画にしました。
約60品種・800本の梅が見頃を迎えて花を咲かせている景色をぜひ動画でもご覧ください。