明治神宮御苑は、梅雨の時期になると花菖蒲(ハナショウブ)が花を咲かせはじめます。
菖蒲園には約150種・1500株の花菖蒲が植栽され、気品にあふれた美しい立ち姿で訪れた人たちの目を楽しませてくれます。
このページでは、そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況についてもご紹介していきます。
目次
明治神宮の花菖蒲(ハナショウブ)の見頃
明治神宮の花菖蒲の見頃は、例年5月下旬から6月下旬頃です。
明治神宮の花菖蒲(ハナショウブ)の現在の開花状況
花菖蒲の現在の開花状況については、明治神宮の公式ホームページで随時更新されています。
明治神宮御苑の基本情報
時間
- 3月から10月:午前9時から午後16時30分
- 6月のみ:午前8時から午後17時
- 11月から2月:午前9時から午後16時
料金
御苑維持協力金として500円です。
※明治神宮御苑の開園時間や料金については、変更になっている場合がございますので、最新の情報を知りたい方は上記に記載・リンクしている明治神宮の公式ホームページでご確認ください。
明治神宮へのアクセス方法や御朱印、境内の詳しい様子については、こちらのページに詳しく載せています。
明治神宮の花菖蒲(ハナショウブ)の写真
明治神宮の花菖蒲田は、明治二十六年(1893)に明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられたものです。
また江戸時代までは、家臣子女が米作りの大切さや苦労を学ぶための稲田だったそうです。
明治神宮御苑の入口には、植木鉢で育てられた花菖蒲が置かれていました。
緑に囲まれた中を進んでいきます。
菖蒲田までの順路がわかるように、道案内版が立っていました。
南池まで来ました。
南池にはスイレンが咲いていました。
南池の先にある菖蒲田に着くと信じられないくらいの人がいてビックリしました。
平日の午前中にもかかわらずこの人だかりでした。
ちょうど団体の観光客の人たちも来ていたためかもしれませんが、それでもこんなに花菖蒲を見にきている人がいるとは正直驚きです。
菖蒲田が造られた当初は、花菖蒲の種類は江戸系の48種だったそうです。
その後、葛飾区の堀切菖蒲園などから集められて、現在の約150種まで増えたそうです。
美しい花を維持するために、働いている方がいらっしゃいました。
四阿などで一休みしながら花菖蒲を眺めることもできます。
菖蒲田の水はパワースポットでも有名な清正井から湧き出た水が流れ込んだものです。
井戸の水は、冬は温かく、夏は冷たいという特徴があり、年間を通して15度くらいの温度なんだそうです。
【動画】明治神宮の花菖蒲(ハナショウブ)の景色
明治神宮の花菖蒲の景色を動画にしました。
約150種・1500株の花菖蒲が咲き誇る美しい菖蒲園の様子を動画でもご覧ください。