例年6月初旬から中旬にかけて見頃を迎える鎌倉の紫陽花(あじさい)の有名な名所から穴場までおすすめスポットをご紹介していきたいと思います。
梅雨真っ盛りの6月は、鎌倉を1年の内でもっとも華やかな色合いで飾ってくれる季節でもあります。
そんな鎌倉の古刹に、雨に濡れながら花を咲かしている紫陽花を観賞するために足を運んでみてはいかがでしょうか。
目次
鎌倉の紫陽花(あじさい)有名な名所スポット
鎌倉の紫陽花(あじさい)名所といえば「長谷寺」「明月院」「成就院」。
この3か所は鎌倉の紫陽花巡りをするなら外せない場所ではないでしょうか。
①長谷寺
長谷寺は、40種2500株もの紫陽花(あじさい)が経蔵裏手の斜面に植えられており、その圧倒的な景色と紫、青、ピンクなど色の多彩さを楽しむことができます。
②明月院
「明月院ブルー」といわれる青一色の景色が幻想的で、多くの人を魅了しています。
青一色といっても成長過程で色の濃さが変わるので、淡い青から濃い青までグラデーションに富んだ青を楽しむことができます。
③成就院
2015年から2017年までの3年間参道の改修工事のため紫陽花はお休みになっています。
鎌倉の紫陽花(あじさい)おすすめスポット
「長谷寺」「明月院」「成就院」の鎌倉あじさい3大名所に比べると有名ではないですが、一緒に見てもらいたいおすすめのあじさいスポットをご紹介します。
④光則寺
長谷寺の隣に建つ光則寺にも鉢植えで大切に育てられている紫陽花が見事に咲いています。
⑤東慶寺
花寺として有名な東慶寺は、境内の全体を通して紫陽花が咲いている印象です。
また、この時期は紫陽花以外も花菖蒲やイワガラミが見頃を迎えていますので、一緒に楽しむことができます。
⑥円覚寺
境内の中にびっしりと紫陽花が群生しているわけではないですが、境内周辺にしっかりと落ち着いた風情で咲いています。
⑦御霊神社
江ノ電と紫陽花を一緒に写真で撮ることができるので、多くの人たちがこの場所に訪れます。
鎌倉の紫陽花(あじさい)穴場スポット
鎌倉の紫陽花3大名所にも負けないくらい見事な紫陽花が咲いているのに、それほど人が来ていない穴場スポットをご紹介ます。
⑧葛原岡神社
葛原岡神社は、北鎌倉駅もしくは鎌倉駅、どちらから行くにしても徒歩だと30分近くかかる場所にあるため、他の場所に比べると見にきている人が少ない穴場スポットになっています。
⑨長寿寺
あじさいの時期と紅葉の時期のみにしか境内に入ることができない、しかも金・土・日曜日・祝日と曜日まで限定されているお寺です。
なので、あまり知っている人もいない穴場スポットですし、このお寺を知っていればちょっとした鎌倉通として人に自慢できるかもしれません。
⑩二階堂
鎌倉宮を通り過ぎ、通玄橋から瑞泉寺まで行く道に美しいあじさいが咲いています。
鎌倉駅からも少し離れた場所にあるので、訪れる人の数も少なく穴場スポットと呼ばれています。
テレビの「出没!アド街ック天国」でも紹介されるほどの場所ですので、ぜひ一度足を運んで見てみてください。
鎌倉の紫陽花(あじさい)その他スポット
⑪源氏山公園
源氏山公園の源頼朝像周辺は、ガクアジサイが咲いているくらいですが、周辺には葛原岡神社など見事な紫陽花が咲いているのでハイキングをしながら見に行くにはおすすめの場所だと思います。
⑫宝戒寺
鶴岡八幡宮の三の鳥居前を右折し、突き当たったところに建っているのが宝戒寺です。
入口と参道の脇にアジサイを見ることができ、境内の中でもアジサイが咲いています。
⑬鎌倉宮
鎌倉宮では、鳥居をくぐり、左に行ったところにあるスロープ周辺であじさいを見ることができます。
⑭瑞泉寺
瑞泉寺では、受付を入ったすぐのところにある梅林でアジサイを多く見ることができます。
同じ時期には、本堂周辺で桔梗(キキョウ)も見頃を迎えています。