鎌倉の明月院といえば、「明月院ブルーのあじさい寺」と呼ばれるくらい紫陽花(あじさい)が有名ですが、実は本堂の裏の庭園には、花菖蒲(ハナショウブ)が見頃を迎えています。
通常、本堂裏にある後庭園は非公開になっているのですが、花菖蒲(ハナショウブ)と紅葉の時期のみ一般公開されます。
このページでは、そんな明月院の花菖蒲(ハナショウブ)の様子を写真でお伝えするとともに、見頃の時期についてもご紹介していきます。
目次
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)の見頃の時期
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)見頃は、6月初旬から中旬にかけてです。
見頃の時期だけ一般公開されるので、ご注意ください。
例年は、6月はじめから2~3週間程度のようです。
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)の現在の開花状況
現在の開花状況については、実際に花を見に行った人たちがツイッターなどのSNSに載せている情報で確認することをおすすめします。
→明月院の花菖蒲の現在の開花状況はコチラ(Yahoo!リアルタイム検索)
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)拝観料(入場料)と時間
花菖蒲(ハナショウブ)を見るには、別途500円かかります。
通常の拝観料に加えて、さらに500円かかるので花菖蒲(ハナショウブ)を見る人は、意外と少ないですが、通常非公開な後庭園を見れるうえに、想像以上に素敵な花菖蒲なので、見られることをおすすめします。
※料金は変更になっている可能性がございます。
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)を写真で紹介
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)は、方丈と書かれた本堂の後の庭園に植えられています。
悟りの窓
本堂にある「悟りの窓」の向こう側が花菖蒲(ハナショウブ)のある後庭園です。
この時期と紅葉のときにしか見ることができないので、あじさいと一緒に見られることをおすすめします。
入口は、本堂の左側にあります。
ここで、拝観志納金500円を納めます。
庭園の中に入ると、青い芝生と奥に花菖蒲が見える美しい庭園が広がっていました。
境内は、あじさいを見る人たちで歩けないくらい混んでいるのですが、こちらの庭園はかなり人が少なかったです。
やっぱり、さらに500円払うのは大きいのだと思います。
明月院の花菖蒲(ハナショウブ)
奥に進むと花菖蒲が一面に植えられていました。
ちょうど見頃を迎えているようです。
3000株の花菖蒲が植えられているそうで、あじさいに負けないくらい幻想的な光景でした。
500円を払う価値はあると思います。
せっかく花菖蒲が見頃の明月院に足を運ばれたなら、ここは見ておいた方がいいと思いました。
素敵です。
色々な色と種類の花菖蒲が咲いていて、心を癒してくれました。
姫あじさいのさし木
姫あじさいのさし木も後庭園には植えてありました。
毎年剪定した内から約300鉢さし木を行い新旧の更新を計るそうです。
1年間植木鉢で大切に育て、その後山中の畑におろし、さし木から4年から5年かけてようやく私達の目にふれられるそうです。
丁寧に育てられたあじさいなんだなと改めて感じます。
炭焼きの窯
昭和の初期に使用されていた炭焼きの窯が庭園内にありました。
緑が一面に広がった後庭園の中は、人の数もそれほど多くなくて、とても過ごしやすい雰囲気でした。
赤地蔵
青地蔵
花菖蒲だけでなく、庭園自体もとても魅力的でした。
「悟りの窓」を反対から見ることができ、ちょっと得した気分です。
秋にも一般公開されるということなので、その時期も足を運んでみたいという気持ちになりました。
花菖蒲を見ている人が思いのほか少なかったのですが、想像以上に素敵な庭園と景色だったので、500円払って見てみるのもいいのではないでしょうか。
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