長野県小諸市荒町に建つ光岳寺へ行ってきました。
元小諸城の足柄門を移築したとされる総門や春には見事なしだれ桜が咲き誇る歴史あるお寺だということで訪れてみました。
境内の様子を写真と動画でお伝えするとともに、アクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
小諸・光岳寺
北国街道が東西から南北に折れる角に光岳寺は建っています。
足柄門(総門)
こちらが足柄門(総門)になります。
足柄門は、慶長元年(1596)に二の丸と三の丸の間に土手を崩して道を通した際に築かれた門なんだそうです。
正面両側に小さな屋根が乗っているこの門は、高麗門形式といいます。
もともと小諸城にあった足柄門は、明治五年(1872)に光岳寺に移築されました。
足柄門をくぐると左手に立派な松の木が立っていました。
楼門(山門)
こちらが楼門(山門)になります。
楼門は、旧小諸城下ではひとつしかない2階建の門で、2階には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されているそうです。
楼門の先にきれいなしだれ桜が見えてきました。
本堂
光岳寺は、徳川家康の母である於大の方(傳通院)の菩提寺として、小諸城主であった松平憲良が寛永元年(1624)に開いたお寺です。
稲荷大明神
小諸藩主であった牧野氏累代の菩薩寺、泰安寺は、1870年に光岳寺に合併され鎮守を稲荷大明神としたそうです。
小諸・光岳寺のしだれ桜
本堂前には、見事なしだれ桜が咲いていました。
光岳寺の桜の見頃は、例年4月中旬から4月下旬頃です。
【動画】小諸・光岳寺のしだれ桜の景色
小諸・光岳寺のしだれ桜の景色を動画にもしてみました。
由緒ある境内の中に、美しく咲くしだれ桜の景色をぜひ動画でもご覧ください。
小諸・光岳寺へのアクセス方法
- しなの鉄道の「小諸駅」から歩いて約5分
- JR小海線「小諸駅」から歩いて約5分
地図
- 住所:長野県小諸市荒町1-3-4