懐古園からは少し離れた小諸駅北側に建つ小諸城大手門は、慶長十七年(1612)に戦国武将の仙石秀久が築いた東日本を代表する大手門建築の一つです。
現在は、整備された大手門公園の一角に建っています。
そんな大手門の様子と歴史ともに、大手門公園の桜の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期などの情報についてもご紹介していきます。
目次
小諸城大手門
小諸城大手門は、日本城郭建築初期の代表格として、平成五年(1993)に重要文化財に指定されました。
二層入母屋造の楼門で、石垣と門が一体化していないことや、一階が敵の侵入を防ぐ強固な作りに対し、書院風の様式を残して、二階は畳敷になっている事などの特徴があります。
大工を江戸から呼び寄せ、瓦は三河から運び、当時珍しかった瓦葺屋根だったことから、「瓦門」とも呼ばれていたそうです。
明治維新後は民有となり、小諸義塾の仮教室や料亭として使用されてきましたが、平成二十年(2008)に江戸時代の姿に復興され現在に至っています。
小諸城大手門資料展示室
二階櫓では、小諸城大手門資料展示室が無料で行われています。
- 期間:4月第2土~11月第2日の土日祝日のみ入場できます。ただし8月中は、平日も入場できます。
- 時間:午前10:00~午後15:00
小諸城大手門へのアクセス方法
- しなの鉄道の「小諸駅」から歩いて約3分
- JR小海線「小諸駅」から歩いて約3分
地図
- 住所:長野県小諸市大手1丁目5-4
大手門公園の桜の見頃
小諸城大手門の桜の見頃は、例年4月中旬から4月下旬頃です。
大手門公園の桜の写真
懐古園ほど桜の数は多くありませんが、大手門公園内でも桜を楽しむことができます。
大手門の前にしだれ桜が植えられていました。
濃いピンクと日本有数の大手門のコラボレーションを見ることができます。
秋には、紅葉に包まれます。
【動画】大手門公園の桜の景色
小諸城大手門の桜の景色を動画にもしてみました。
短い時間でサクッと見ることができますので、よかったらこちらもご覧ください。