今回は、高麗駅からハイキングしながら「高麗の里を訪ねるコース」を巡り、最後に「巾着田曼珠沙華」を見に行ってきました。
ちょうど曼珠沙華が咲く時期に訪れたので、コース上には、至る所で花が咲いていて癒されましたし、聖天院や高麗神社など歴史を感じれる場所もたくさんあったので、歩いていてとても楽しかったです。
目次
高麗の里を訪ねるコースとは
「高麗の里を訪ねるコース」とは、西武秩父線の高麗駅を出発して以下の場所を巡るハイキングコースです。
<高麗駅>→<高麗石器時代住居跡>→<聖天院>→<高麗神社>→<野々宮神社>→<満蔵寺>→<巾着田>→<水天の碑>→<高麗駅>
高麗の里を訪ねるコースの所要時間と距離
所要時間の目安は、2時間20分。
距離は、10.65km。
実際に私が歩いた時間と距離については、このあと記載しているので、そちらも参考にしてみてください。
高麗の里を訪ねるコースの地図
地図は、西武鉄道が運営しているホームページで確認することができます。
高麗の里を訪ねるコースを歩いてみた
11時57分に高麗駅をスタートしました。
高麗駅の改札口をでるとまず目に飛び込んでくるのが、トーテムポールに似た将軍標(チャンスン)と呼ばれている柱です。
韓国では、村の入り口や道端に魔除けや道標として建っているものだそうです。
巾着田の曼珠沙華が咲いている時期だったこともあり、駅はたいへんな賑わいでした。
改札口を出たら、右にある階段を下ります。
階段を降りたら、線路の下を通ります。
国道299号線の高麗駅入口交差点に来たら、左に国道沿いを歩いて行きます。
巾着田に行く場合は、交差点を渡りそのまま真っすぐに進みます。
巾着田に行く人たちからは離れて、国道沿いを進みます。
高麗石器時代住居跡
国道299号線を歩いていると左手に高麗石器時代住居跡の入口が見えてきます。
シンプルな入り口なので、見落とさないように気をつけましょう。
高麗石器時代住居跡については別ページにしましたので、詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
久保交差点を通り過ぎます。
ここで、道路を右側に移っておいたほうがいいです。
高麗橋を渡ります。
高麗橋を渡って少し歩くと、道標が建っているので、そこを右に曲がって、聖天院・高麗神社方面へと向かいます。
このまま道なりに歩いて行きます。
曼珠沙華に囲まれたお地蔵様がいらっしゃいました。
「日向地蔵尊」だそうです。
高麗川沿いを歩いて行きます。
「CAFE GOA」があるところまで来ました。
日和田山の入口方面へと歩いて行きます。
ここは左になります。
日和田山の入口まで来ました。
今回は、日和田山には登らないので、そのまま通り過ぎます。
日和田山へ登山した記録は別のページに詳しく載せていますので、気になる方はこちらをご覧ください。
この時期は、道の至る所に赤い色鮮やかな巾着田が咲いたので、歩いていても楽しかったです。
突き当たりまで来たら、ガードレールに道案内が書かれていました。
小さな親切がとてもありがたかったです。
庚申塔が建っていました。
聖天院まで、残り1kmのところまできました。
このような赤い道標が、道に迷いそうになると立っているので歩きやすいです。
高麗坂東観音霊場めぐり札所31番「岩本山 如意輪堂」
道を歩いているとお地蔵様とお堂が現れました。
何かと思って見てみると、高麗坂東観音霊場めぐり札所31番「岩本山 如意輪堂」 でした。
こちらに人はいないようでした。
ここにも曼珠沙華に囲まれた庚申塔が立っていました。
ひたすらまっすぐ歩いて行きます。
聖天院の入口に到着しました。
聖天院までの所要時間と距離
高麗駅を11時57分にスタートして、聖天院に到着したときには、12時46分になっていました。
なので、所要時間は49分。
万歩計は4947歩で3.56kmとなりました。
聖天院については、別ページに載せましたので、境内や御朱印について知りたい方はコチラをご覧ください。
ちなみに聖天院の境内を見終えて万歩計を見てみると6279歩、4.52km、時間は13時11分になっていました。
次は、高麗神社を目指して歩いて行きます。
聖天院から高麗神社までは、歩いて約5分くらいで到着します。
高麗神社に到着しました。
高麗神社までの所要時間と距離
聖天院から高麗神社までは、歩いて5分くらいなのですが、高麗神社に到着してすぐに時間を測るのを忘れてしまい、境内を散策して御朱印を頂いたときに思い出して万歩計をチェックしました。
すると13時35分になっていたので、ここまでの所要時間が1時間22分。
万歩計は7228歩で、5.2kmとなりました。
高麗神社についても、別ページに詳しく書いたので、よかったら見てみてください。
高麗神社をでるときに、時計と万歩計を見ると13時55分で、万歩計は8794歩、6.33kmとなっていました。
聖天院と高麗神社はともに境内が広いので、隅々まで境内を見ようとしていたら1kmくらい歩いていました。
ここまでで、正直かなり疲れました。
次は、野々宮神社を目指して歩いて行きます。
高麗神社近くの出世橋を渡ります。
出世橋から見える高麗川の景色はこんな感じです。
出世橋を渡ったら右に曲がります。
高麗川駅方面へと歩いて行きます。
日高市消防団第2分団の建物がある分かれ道は、一番右の道を歩いて行きます。
「ちえ」と書かれたスナックの看板が立っている建物の横を歩いて行きます。
野々宮神社
野々宮神社に到着しました。
野々宮神社の創建はよくわかっていないですが、社の古文書に大宝三年(703)に社殿修築という記述があるそうです。
次は、満蔵寺を目指します。
県道15号線の総合福祉センター前交差点まできました。
信号を渡ってそのまま真っすぐ歩いて行きます。
ケヤキ品種「むさし」の原木
総合福祉センター前交差点を渡ったところに立っているケヤキは「むさし」という品種の原木で、とても立派ですぐ目に飛び込んできました。
平成四年(1992)には、ハーグ・ズータメア国際園芸博覧会の品種部門コンテストで一等を受賞したそうです。
「アートカフェ ジョイナス」の横を通り過ぎます。
突き当たりを右に曲がります。
ここから道なりにけっこう歩いて行きます。
ヒルマ美容室の横を通り過ぎます。
ヒルマ美容室を通り過ぎるとあとちょっとで満蔵寺です。
満蔵寺までの所要時間と距離
満蔵寺に到着しました。
満蔵寺についても別ページに詳しく描いたので、こちらからご確認ください。
満蔵寺に着いたときには14時33分になっていました。
なので、所要時間は2時間36分。
万歩計は、12863歩で、9.26kmとなりました。
所要時間の目安が2時間20分だったのですが、聖天院と高麗神社でかなり時間を使ったので、この時点で目安の時間を過ぎてしまいました。
次は、いよいよ巾着田を目指します。
高麗小学校の横を通り過ぎたところで、左に曲がります。
巾着田までの所要時間と距離
巾着田の入口にやっと到着しました。
時計を見ると14時46分になっていたので、高麗駅からの所要時間は、2時間49分。
万歩計は14294歩で、10.29kmとなりました。
私が入った巾着田の入口は、「あいあい橋」方面からでした。
巾着田の曼珠沙華についても別ページでたくさんの写真と共に紹介していますので、ぜひ見てみてください。
巾着田の曼珠沙華を見終えてたときには、時間は15時46分になっていたので、1時間ゆっくりと曼珠沙華を観賞しました。
また、万歩計は17480歩で、12.58kmとなっていました。
あとは、高麗駅を目指して歩いて行きます。
魚が堰の上流に上がれるように作った鹿台堰魚道の横を通ります。
県道15号線にぶつかったら左に曲がります。
「阿里山カフェ」というお洒落なお店があり、ちょっと疲れたので休みたかったのですが、帰りの電車の時間もあり、今回はそのまま通り過ぎました。
鹿台橋を渡ります。
鹿台橋を渡ったら左に曲がり駅へ向かいます。
水天の碑
曼珠沙華に囲まれた水天の碑に到着しました。
水天の碑は、天保年代(1830~1844)に繰り返された干ばつ、洪水などの天災や水難事故を鎮めるために、台村の人々が建立したものだそうです。
大野屋さんの前では、特産品などが色々と販売されていました。
台の高札場跡
台の高札場跡とは、幕府が定めた法度や覚書などを書き記した板札をたくさんの人たちが見れるように高く掲げられた施設のことだそうです。
昭和五十七年(1982)日高市の文化財に指定され、現在の高札場は、昭和六十年(1985)に復元したものだそうです。
線路を渡ります。
やっと高麗駅に到着しました。
高麗の里を訪ねるコースの所要時間と距離
高麗駅を11時57分に出発して「高麗の里を訪ねるコース」を歩き終えて帰ってきたときには、16時04分になっていました。
なので、所要時間は3時間7分となりました。
万歩計は、19366歩で、13.94km。
「高麗の里を訪ねるコース」の所要時間の目安が2時間20分で、距離は10.65kmだったのですが、聖天院と高麗神社、巾着田の曼珠沙華をじっくりと見て回ったため、予定時間よりかなりオーバーする形になってしまいました。
駅に着いたときには、けっこう疲れましたが、それでも曼珠沙華が咲く時期にハイキングをすると、街のいたるところで美しい花々を楽しむことができたので、とても気持ちが良かったです。
春の桜と菜の花の時期、もしくは巾着田が咲く時期にハイキングするのが個人的にはおススメです。