今回は、飯能駅から天覧山と多峯主山を登山しながら、紅葉を楽しんできました。
西武鉄道がHPで掲載しているハイキングマップには、「山峡に歴史を訪ねるコース」となっています。
<山峡に歴史を訪ねるコース>
飯能駅→能仁寺→天覧山→多峯主山→御嶽八幡神社→吾妻峡→飯能河原→飯能駅
目次
飯能駅から天覧山から多峯主山までの地図と時間と距離
<地図>
地図は、西武鉄道が掲載しているハイキングマップを利用させていただきました。
→西武鉄道の地図はこちら
<所要時間と距離>
飯能駅を出発して、天覧山と多峯主山を登山して飯能駅に帰ってくる今回のコースの標準所要時間は、約2時間40分で、距離は8.7kmとなっています。
飯能駅から天覧山までは、約30分で2.2km。
飯能駅から多峯主山までは、約1時間10分で3.8km。
私が歩いた所要時間と距離については、この後に記載していますので、そちらも参考にしてみてください。
天覧山の紅葉時期
天覧山の紅葉時期は、毎年だいたい11月中旬~12月上旬頃だといわれています。
飯能駅からスタート
それでは、10時55分に飯能駅北口をスタートして天覧山へと向かいます。
駅を出るとすぐのところに大きな地図が立っているので、そこでまず道を確認しましょう。
北口を出て、左のみずほ銀行がある道を歩いていきます。
飯能駅前の交差点を左。
まっすぐ歩いていきます。
「ヤマノススメ」というアニメの舞台に飯能がなっているみたいで、アニメの看板がいたるところに立っていました。
見たことないのですが、おもしろいのでしょうか?
秩父を歩いたときに、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のポスターがいっぱい貼ってあって、気になってDVDを見たら、感動してしまったので、ちょっと気になります。
埼玉はこういったアニメツーリズムが盛んなんですね。
飯能大通り商店街を歩いていきます。
ずっと歩いていくと、飯能市中央公民館が現れます。
信号を渡ると観音寺です。
観音寺を通り過ぎます。
はじめの角を左に曲がります。
細い道を歩いていきます。
左の砂利道になっている方に行きます。
急に住宅街から自然の中へ。
下ってからまた上がると飯能市役所のところに出てきます。
左手には飯能市郷土館がありました。
道路にぶつかると、道案内が立っていました。
右に歩いていきます。
前方に天覧山が見えてきました。
まっすぐ歩いて突き当りに能仁寺があります。
紅葉に惹かれて中に入ってみることにしました。
紅葉の能仁寺
立派なお寺です。
山門を通ると美しい紅葉と立派な石灯籠が現れ、砂利道を歩いていきます。
どこを見てもキレイな紅葉でびっくりしました。
能仁寺の本堂です。
月9ドラマ、石原さとみさんと山下智久さん「5時から9時まで」のロケ地にもなった場所です。
境内では、写真を撮っている人や絵を描いている人もいて賑わっていました。
想像以上に紅葉がキレイだったので、是非一度足を運んでみてください。
能仁寺から天覧山まで
能仁寺で紅葉を堪能したので、いよいよ天覧山へ向かいます。
能仁寺の山門を出たら左へ歩いていきます。
最初の角を左に行きます。
案内板が立っているので、迷うことはありません。
天覧山の登り口に到着しました。
色鮮やかな紅葉が迎えてくれました。
写真では伝わらないかもしれませんが、メチャきれいで感動しました。
頂上を目指して歩いていきます。
ちょっと歩くと広場に出ました。
「まさかここが頂上!?」と思いましたが、まだでした。
キレイなトイレと地図がありました。
どうやらもう半分くらいまで来たみたいです。
ここもすばらしい紅葉が見れるスポットです。
やばいくらい美しいです。
普通のデジカメで撮ってもこのクオリティです。
頂上へ歩いていくと分かれ道になっていました。
右と左どちらからでも頂上へ行けるようなので、今回は十六羅漢像と岩場を通って頂上へ行きたいと思います。
なので、左へ歩いていきます。
整備された道を歩いていきます。
天覧山の十六羅漢像
分かれ道からちょっと歩くだけで十六羅漢像の場所にたどり着けます。
お花もお供えしていて大切にされているのが伝わってきます。
十六羅漢像の由来が書かれていました。
徳川綱吉の病気を治したんですね。なるほど。
十六羅漢像を通り過ぎるとすぐに岩場が見えてきました。
けっこう細い道を歩いていきます。
どんどん登ってい行きます。
「あれ!?」
「もう頂上?」と思ったら・・・
天覧山の山頂
なんと頂上に到着しました。
ビックリするくらい頂上が近かったです。
正直「登ったぞ~!」という実感がわかないくらい、あっさりと登れてしまいました。
簡単に登れてしまう天覧山ですが、山頂からの景色は最高にキレイでした。
飯能市街を一望できる展望台となっています。
ちなみに天覧山ははじめ愛宕山と呼ばれていましたが、明治天皇がこの山に登り、麓で繰り広げられる演習をご覧になったことで天覧山と呼ばれるようになったそうです。
【動画】天覧山の山頂からの景色
山頂の景色を動画で撮ってみましたので、良かったら見てみてください。
万歩計でみた飯能駅から天覧山の山頂までの距離と所要時間
時計を見ると10時55分に飯能駅を出発して天覧山の山頂に着いたのは11時40分でした。
所要時間は、45分。
万歩計は3839歩、2.76kmとなっていました。
地図に書いていた所要時間と距離が、飯能駅から天覧山までは、約30分で2.2kmだったので、能仁寺を散策した時間と距離を合わせるとだいたい同じような時間になったように思います。
天覧山から多峯主山
次は、多峯主山を目指して歩いていきます。
左の葉が赤くなっている方に進みます。
階段をどんどん下っていきます。
近くの保育園か幼稚園の子供たちがこの階段を上って山頂を目指していたのですが、中には泣きながら登っている子もいて、ちょっと可哀そうでしたが、幼稚園児でも登れてしまうくらい天覧山は気軽に登山できます。
けっこう下っていきます。
下りきったら、こんな感じの場所に着きます。
多峯主山を目指すので、右に曲がります。
紅葉の景色の中歩いていきます。
空気がおいしく感じます。
まさかのまむしが出るようなので、注意してください。
平坦な道が続きます。
高麗峠へ行く道もあるようです。
見返り坂
見返り坂の入口へ到着しました。
見返り坂を上がっていきます。
けっこう階段が続くので疲れます。
見返り坂と飯能笹についての説明版がありました。
源義経のお母さんがココを通ったんですね。なるほと。
歩きやすい山道が続きます。
行く先々でキレイな紅葉を見ながら歩いていけるので、楽しみながら進んでいけます。
やっぱり紅葉の時期に来るのがオススメですね。
どこも道がきちんと整備されていて、歩きやすかったです。
多峯主山の山頂へ直接行く道と、雨乞い池を経由して山頂へ行く道との分かれ道があります。
せっかくなので、雨乞い池を経由して山頂へ行きたいと思います。
まっすぐ歩いていきます。
雨乞い池
雨乞い池に到着しました。
何ともいえない雰囲気です。
かつて、こんな場所でも水が枯れたことがないそうです。不思議。
雨乞い池の説明版です。
色々な伝説があるんですね。ここでお祭りしてたのか~。
山頂を目指して階段を上がっていきます。
黒田直邦の墓
階段を上がっていく途中に黒田直邦の墓がありました。
お墓のすぐそばに、道案内が立っていました。
階段を上っていきます。
人が椅子に座って休憩している姿が見てきました。
多峯主山の山頂
多峯主山の山頂に到着しました。
標高271mの多峯主山です。
山頂は、休憩できる場所も用意されていました。
こんな感じです。
また、平日にもかかわらずけっこう人がいました。
多峯主山の山頂からは、奥武蔵の山々と関東平野を眺めることができます。
【動画】多峯主山の山頂からの景色
動画も撮ってみましたので、よかったら見てみてください。
万歩計でみた飯能駅から多峯主山の山頂までの距離と所要時間
時計を見ると12時20分になっていました。
なので、所要時間は飯能駅~多峯主山が1時間25分、天覧山からだと40分でした。
万歩計は6783歩、4.88kmとなっていました。
天覧山から多峯主山の間も見返り坂や山頂へ上がるときの急な階段はありますが、比較的簡単に登れてました。
また、はじめに書きましたが参考までに、地図に書いてあった所要時間と距離は、飯能駅からだと約1時間10分で3.8kmです。
多峯主山から御嶽八幡神社と吾妻峡を通って飯能駅まで
多峯主山でキレイな景色を堪能して一息ついたので、次は御嶽八幡神社と吾妻峡を通って飯能駅まで戻りたいと思います。
多峯主山から御嶽八幡神社までは400m、吾妻峡までは1.8km、飯能駅までは4.8kmのようです。
下っていきます。
下ってからまた階段をちょっと上っていきます。
御嶽八幡神社
階段を上り終わると御嶽八幡神社が見えました。
多峯主山から400mなので、アッという間に着きました。
お参りさせていただき次を目指します。
御嶽八幡神社から見える景色も素晴らしかったです。
【動画】御嶽八幡神社からの景色
ここでも動画を撮ってみました。
階段を下って、吾妻峡を目指します。
けっこう急なので、気をつけてください。
山全体が紅葉になっていたので、一番いい時期に来たようです。
牛頭天王
御嶽八幡神社を下ったところに牛頭天王が祀られていました。
この周辺も紅葉が見どころとなっていました。
どんどん下っていきます。
いたるところに標識があるので安心です。
のどかな雰囲気が続きます。
鳥居が見えてきました。
鳥居を抜けるとコンクリートの道に出ます。
鳥居を抜けたら右に歩いていきます。
左手にバイゴーというドラッグストアが見えたら道路を渡って左に行きます。
住宅街の中を入っていきます。
標識に沿って歩いていきます。
住宅街なので、ここ歩いていいのかな?とちょっと不安になりましたが、この階段を下に行くと吾妻峡に着きます。
どんどん下ります。
吾妻峡
吾妻峡に到着しました。
ここをピョンピョンと飛んでわたっていきます。
大きいので落ちることはないと思いますが、思いのほか飛ぶときに緊張しました。
【動画】飯能の吾妻峡からの景色
吾妻峡の360℃動画を撮ってみました。
渡ってから川沿いを左に歩いていきます。
兎岩
ウサギが川の水を飲みながら休んでいる姿に見える岩があるそうです。
たしかにウサギの形に見えます。
兎岩にちょっと感動しながら川沿いを歩いていきます。
ここまで来ました。意外と歩きにくいのでここまでくるのにちょっと疲れました。
大沢橋を目指して上へ上がっていきます。
道路に出ました。
大沢橋を渡ってまっすぐ進みます。
なんだか味のある迷惑駐車防止の看板がありました。
入間川を渡るのにここの細い道を歩いていきます。
入間川にでてきました。
橋を渡ります。
やっとここまで、戻ってきました。
山を下りてから、普通の道をけっこう歩いたので疲れました。
あとちょっとで駅なので、頑張って歩きます。
階段を上って道路に出ます。
階段を上ると飯能市中央公民館が左手に見えます。
飯能市中央公民館まで戻ってきました。
飯能市中央公民館の近くにつけ麺と書かれたのぼりが印象的だったお店住田屋食堂があったので、入ってみました。
外観が昭和レトロっぽい感じなところのにも惹かれました。
つけ麺を頼んだところ、ボリュームがハンパなかったです。
私は、少食な方なので美味しかったですが、お腹がパンパンになりました。
お腹も満たされたので、あとは駅へ向かって歩いていきます。
飯能駅北口に到着しました。
万歩計で見た天覧山から多峯主山の所要時間と距離
<山峡に歴史を訪ねるコース>
飯能駅→能仁寺→天覧山→多峯主山→御嶽八幡神社→吾妻峡→飯能河原→飯能駅
<所要時間と距離>
10時55分に飯能駅をスタートして天覧山と多峯主山を登山してまた飯能駅に着いたのは13時55分でした。
なので、所要時間は3時間でした(昼食の時間も含む)。
万歩計を見ると14224歩、10.24kmとなりました。
西武鉄道がHPで掲載しているハイキングマップには、「山峡に歴史を訪ねるコース」の標準所要時間は、約2時間40分で、距離は8.7kmだったので、それよりは時間も距離もかかりました。差は、能仁寺を散策した時間と距離分かと思います。
紅葉の天覧山から多峯主山を登山してみた感想
飯能駅から天覧山と多峯主山を巡る「山峡に歴史を訪ねるコース」は初心者でも安心して回れるコースでした。
今回このコースを回ってみて一番に感じたことは、やはり紅葉の時期に来るべきだということです。走行距離8.7kmと少し長いので体力に自信がない人は、能仁寺と天覧山を見るだけでも十分に紅葉狩りを楽しむことができます。
また、天覧山は、びっくりするくらい簡単に登れてしまうので小さいお子さんを連れていても楽しめると思います。
紅葉だけでなく、天覧山の山頂からは、飯能市街や富士山が一望出来たり、多峯主山からは奥武蔵や関東平野を見晴らせたりと、絶景を感じることができますし、歴史的には、十六羅漢像や源義経の母の常盤御前にまつわる「見返り坂」、郷土の武将黒田直邦の墓などを見ることができ史跡や伝説を楽しむこともできます。
他にも高覧峠コースや宮沢湖コースなどもあるので、次回は違うコースも歩いていきたいと思います。