長野県松本市惣社に鎮座する伊和神社へ参拝しに行ってきました。
古代から中世にかけて存在した信濃国府の総社と推定される神社で、正式名称は「伊和社」といいます。
また、境内には松本の長い歴史をずっと見守ってきたであろう圧倒的な存在感を放っている大欅が立っています。
このページでは、そんな由緒ある伊和神社へのアクセス方法や駐車場、境内の様子と御朱印などの情報を写真とともにご紹介していきます。
目次
伊和神社へのアクセス方法(行き方)
バス
- 松本バスターミナルからアルピコ交通バスの美ヶ原温泉線に乗車し、「惣社」バス停で下車、徒歩約1分
駐車場
- なし
地図
- 住所:長野県松本市惣社539
伊和神社の境内
伊和神社のある惣社の集落名は、古代から中世にかけて存在した信濃国府の総社があったことから起きました。
総社は、国中の大小の神祗と天地東西南北の六か所の神を祭り、国府役人は、この社を崇め政治を行った場所です。
国府には、他に国の印と正倉の鍵を祀る印鑰社(いんやくしゃ)があり、印が伊に、鑰が輪に書き間違えられて、後に伊和神社と名称が変わったいいます。
鳥居
社殿
常夜塔
欅(ケヤキ)
伊和神社の大欅は、推定樹齢1000年ともいわれています。
圧倒的な存在感を放っていました。
お舟
伊和神社のお舟は、明治三十年(1897)三本木神社若宮(八幡宮)の境内の檜を払い下げ、その代金でお舟と舟蔵が建てられました。
現在のお舟は、高さ約4メートル、長さ約5メートル、幅が約1.5メートルあり平成二十三年(2011)修復されたものです。
5月の神社の例大祭では、地域の五穀豊穣と平穏無事、家内安全を願い町内を引き回されます。
蚕影神社
蚕影が盛んな頃、蚕影農家が繭の増産を祈り建てられたものです。
惣社伊和大明神
秋には美しい紅葉の景色が境内を彩ります。
詳しい様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
伊和神社の御朱印
私が訪れたときは境内は無人で御朱印を頂くことができませんでしたが、連絡先の書かれた看板が立てかけられていました。
ネットなどで調べてみると宮司さんのご自宅の電話番号のようなので、こちらでは番号は伏せさせていただきます。
別の方が頂いた御朱印がアップされているので、気になる方はそちらのページをご覧ください。