懐古神社は、長野県小諸市の懐古園内に鎮座する神社です。
明治十三年(1881)に廃藩置県で廃城となり、荒廃していく城址を憂いた元藩士らが資金を集め、花木を植え懐古園とするにあたり、本丸内に懐古神社を創建したことがはじまりです。
そんな懐古神社の御朱印とご利益、境内の様子を写真でご紹介するとともに、アクセス方法などの情報もお伝えしていきます。
目次
懐古神社の御朱印
こちらが懐古神社の御朱印になります。
御朱印は社殿向かって左側に建つこちらの社務所内で頂くことができます。
懐古神社のご利益
懐古神社は、当地の守護、学業成就、火防などのご利益を授けてくださるといわれています。
御祭神
- 藩主牧野公歴代の霊
- 菅原道真公
- 火之迦具土神
懐古神社の境内
春には神社のまわりが桜で包まれます。
懐古園の桜と紅葉の様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
鏡石
社殿の傍には、山本勘助が常に愛用していたといわれる鏡石が置かれています。
懐古園稲荷神社
懐古園稲荷神社は、元禄十五年(1702)に藩主であった牧野公が越後の国与板藩から小諸藩に入封された際に、ともに与板藩より遷座された神社です。
はじめは御城下赤坂の地に祀られていたことから赤坂稲荷と呼ばれていたそうです。
また、小諸城には、別の稲荷社が祀られていていましたが、廃藩後に赤坂稲荷と合併され現在の地に移され懐古園稲荷神社となりました。
現在では大願成就の守護神として多くの人たちの信仰を集めています。
懐古神社へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR小海線・しなの鉄道「小諸駅」から徒歩3分
地図
- 住所:長野県小諸市丁本丸跡314