埼玉県行田市小針にある古代蓮の里は、蓮(ハス)の名所として有名です。
約12万株の古代蓮が咲き誇る景色と田んぼアートを見るために、毎年全国から多くの人たちが訪れます。
このページでは、そんな古代蓮の里の景色を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、アクセス方法や駐車場などの情報についてもご紹介していきます。
目次
古代蓮の里のハスの見頃
古代蓮の里の見頃のハスの見頃は、例年6月下旬から8月上旬頃です。
古代蓮の里のハスの現在の開花状況
ハスの現在の開花状況については、古代蓮の里が運営しているツイッターで確認することができます。
古代蓮の里へのアクセス方法(行き方)
電車・バス
- JR高崎線の「行田駅」東口から行田市市内循環バス(観光拠点循環コース右・左回り)
- 秩父鉄道の「行田市駅」南口から行田市市内循環バス(東循環コース右回り)
シャトルバス
蓮の見頃の時期に合わせて、JR行田駅から古代蓮の里までの期間、シャトルバスが運行しています。
シャトルバスの運行期間や時刻表などについては、古代蓮の里のホームページでご確認ください。
駐車場
蓮の開花期間は、園内駐車場が有料となっています。
有料時間
- 午前5時00分~午後14時00分
料金
- 普通自動車500円(10人乗り以下)
- 中・大型自動車1500円
※料金は変更になっている可能性もございます。
地図
- 住所:埼玉県行田市小針
行田駅から古代蓮の里までの道のり
実際にJR行田駅から古代蓮の里まで行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
改札口は、ひとつしかないので改札口を間違えることはありません。
改札口を出たら、左の東口へ向かいます。
東口の階段を下り、真っすぐ歩いて行きます。
真っすぐ歩いて行くと、右手に行田駅前交番があり、その目の前が古代蓮の里へ行くシャトルバスの停留所となっています。
ここからシャトルバスに乗車します。
すぐ近くには、行田市観光案内所が建っています。
こちらで循環バスとシャトルバスの時刻表をパンフレットともに頂きました。
私は、シャトルバスに乗車し、約20分ほどで古代蓮の里に到着しました。
行田市の蓮の見どころ
①行田蓮まつり
毎年、7月の上旬頃に古代蓮の里で「行田蓮まつり」が開催されます。
蓮粥や蓮茶などが振る舞われたり、音楽イベントや俳句・写真コンテストなどが行われます。
②田んぼアート
蓮ともう一つの大きな見どころが田んぼアートです。
地上50メートルの展望室から眺めることができます。
入館料は大人400円、小人200円となっています。
SNSでも毎年大きな話題となる田んぼアートは、7月中旬から10月中旬頃が見頃となっています。
私が訪れたときの田んぼアートは、「大いなる翼とナスカの地上絵」で、ダイナミックに翼を広げるコンドルと、さらに行田市のシンボルである古代蓮を加えたデザインでした。
田んぼアートのポストカードも販売しています
展望室の中は、休憩する場所もあるので、外が暑くてクタクタになった人にはおすすめです。
その他にも蓮の写真などが展示されていました。
古代蓮の里の写真
古代蓮は、昭和四十六年に公共施設工事の際、地中の種子が自然発芽、開花したものです。
花弁数が13~18枚で一重咲種。
原始的な形態を持ち1400年から3000年前の蓮といわれています。
蓮の種類
古代蓮の里では、古代蓮以外にも様々な種類のハスを見ることができます。
そんな中、一部ですが私が撮影してきた蓮をご紹介していきます。
カスピカム
花弁数23~25枚、一重咲種。花径は24~26センチと大型。
花色はやや濃い紅色。ロシアの蓮。
小舞妃蓮
花弁数16~18枚、花径18~20センチの一重咲種。
花色は淡黄色で弁先は紫紅色。
甲斐姫
花色は、行田ハスの紅色とアメリカ黄蓮の中間の黄紅色。
花弁数は、18~22枚の一重咲種。花径は、22~25センチの大花型。
碧台蓮
花弁数100~120枚の八重咲種で、花色は白色でやや緑を帯びています。
原始蓮
花色は濃いピンク色で退色がはやく、花弁基部近くは白くなり条線は鮮明。
舞妃蓮
花弁数20~25枚の一重咲種。花色は淡黄色のボカシに淡紅色が入ります。
漢蓮
花弁数50~100枚の白の八重咲種。
花径3~8センチと小さく、わが国最小の品種です。
【動画】古代蓮の里の景色
古代蓮の里のハスの景色を動画にもしてみました。
約12万株の古代蓮が咲き誇る見事な景色と田んぼアートの壮大な景色をぜひ動画でもご覧ください。