バレンタインデーに想いをストレートに伝えるのは少し恥ずかしいという人には、花言葉の力を借りて伝えてみてはどうでしょうか。
あなたの大切な想いを届けるためのおすすめの花言葉をご紹介します。
目次
①バラ
花言葉:「愛」「美」
バレンタインデーに贈る花としてバラをおすすめする理由は、色や本数で相手に気持ちを伝えることができるからです。
バラ全体の花言葉には「愛」や「美」がありますが、色によっても以下のように花言葉が異なります。
特につぼみの赤いバラには「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」という意味があります。
ただし黄色のバラには「愛情の薄らぎ、不貞」という花言葉があるためバレンタインなどには避けたほうが良いでしょう。
情熱的に愛を伝えたい方は赤いバラ、告白するタイミングにはピンクのバラなど使い分けると良いと思います。
また、バラは本数によってもその意味合いが異なります。
相手に伝えたい気持ちを本数と色で表現すると素敵なバレンタインにとても喜んで貰えるのではないでしょうか。
②カーネーション
花言葉:「無垢で深い愛」
カーネーションは「母の日」というイメージが強いですが、「無垢で深い愛」という花言葉を持つ強い愛情を表す花でもあります。
色での花言葉は、ピンクのカーネーションには「熱愛」や「感謝」という意味合いがあり、日頃の感謝とともに愛を伝えるのに最適な花です。
白いカーネーションには「純粋な愛」「私の愛は生きています」という花言葉があり、ひらひらとして可愛らしい見た目と白という色は汚れなき愛を伝えるのにふさわしい花と言えるでしょう。
カーネーションには感謝の気持ちと愛情を同時に伝えることができる面もあるため、日頃からの感謝を伝え、再度愛情を確認する際などにピッタリなのではないでしょうか。
③チューリップ
花言葉:「思いやり」「博愛」
チューリップといえば子供の頃から童謡で慣れ親しんだお花ではないでしょうか。
お庭に植えてガーデニングを楽しんでいらっしゃる方も多いかとおもいます。
そんな身近なチューリップですが、花言葉があなたの気持ちを伝えるのに適しているため、バレンタインデーに贈る花としてもおすすめです。
チューリップ全般としての花言葉は「思いやり」や「博愛」があります。
バレンタイン向きな花言葉を持つ色のチューリップで定番なのは、赤、ピンク、紫です。
チューリップが好きな女性は多いですし、お花に詳しくない男性もチューリップなら知っているという方が多いと思うので、自分の愛情にあったチューリップで花束を作り、愛の告白をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにチューリップは、元は地中海や中央アジアなどが原産のお花です。
④スミレ
花言葉:「小さな幸せ」「誠実」
お庭などでスミレが咲いているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
スミレの花言葉には「小さな幸せ」「誠実」などがあります。
スミレ全体の花言葉だけでも、今の幸せを相手に伝えるのにとてもピッタリだと思いますが、色別の花言葉を見ても喜びや恋心を伝えるには適している花言葉ばかりです。
日常の小さな幸せや相手への恋心をそっと伝えるのにとても合っているお花ではないでしょうか。
花束にしても大きくはならないので、ミニブーケなどにしてプレゼントするとお家でもすぐに飾れてお手入れも手がかからないため、長く喜びが持続するのではないでしょうか。
関西の宝塚歌劇団の歌に「スミレの花咲く頃 初めて君を知りぬ」と歌いだすものがあります。
そして歌詞は「君を想い日ごと夜ごと悩みしあの日のころすみれの花咲くころ」と続きます。
乙女にとって恋するときに目に浮かぶ花はスミレかもしれません。
⑤パンジー
花言葉:「私を思って」「もの思い」
プレゼントする花を選ぶときに、あまり名前が上がらないパンジーですが、花言葉は「私を思って」「もの思い」と、とても情熱的ですが、どこか遠慮深い、素敵な花言葉になっています。
「私を思って」という花言葉はとても女性的に感じますし、女性から男性へプレゼントする花にピッタリではないでしょうか。
かわいい籠に数種のパンジーをアレンジしてバレンタインデーに贈ればきっと喜んでいただけることでしょう。
欧州では、バレンタインにパートナーへプレゼントするお花の定番だそうです。
ちなみにパンジーは日本原産のスミレとは少し違って、園芸用に品種改良されているので華やかで色使いも様々です。
⑥勿忘草(ワスレナグサ)
花言葉:「真実の愛」「私を忘れないで」
勿忘草(ワスレナグサ)は、その名前から悲しさを彷彿とさせる花だと思われがちですが、「真実の愛」「私を忘れないで」という花言葉を持っています。
また、花自体の直径は1cmほどでとても小ぶりですが、控えめな可愛らしさが印象的です。
勿忘草(ワスレナグサ)の名前は、若い騎士がドナウ川の岸辺に咲いていたこのお花を一緒にいた恋人が欲しがったため摘もうとしたところ川に落ちてしまい、最後に残った力で詰んだお花を騎士に投げ「私を忘れないで」と言い残し亡くなったという伝承が元となっています。
恋人のために花を摘んだために死んでしまったと言うと悲しいだけのお花になってしまいますが、恋人を愛していたからこその叫び、行動だったと考えるととても愛情深いお花だと捉えられます。
遠距離恋愛をしている、またはこれから遠距離恋愛になる恋人へ、「遠く離れても自分を忘れないで」という気持ちを込めてプレゼントしてみてはいかがですか?
いつもあなたのことをそっと想っていますという奥ゆかしい女性の心を表すのにはふさわしい花です。
⑦なでしこ
花言葉:「大胆」「純愛」
秋の七草のひとつでもあるなでしこは、聞いたことはあるけれど、あまり見かけないというお花の代名詞ではないでしょうか。
花びらの先が細かくわかれており、ひらひらとした印象を与える可愛らしいお花です。
なでしこ全般には、「大胆」「純愛」という花言葉が存在します。
色別の花言葉は、ピンクのなでしこが「純粋な愛」赤は「純粋で燃えるような愛」などがあります。
花束にするとより一層可愛らしさが倍増しますし、小ぶりなお花ですから思い出として押し花などにして保存するのも簡単です。
純粋なのに燃えるような愛、抑えきれない愛情を伝えるのに適したお花ではないでしょうか。
サッカーのなでしこが活躍したように日本の女性の健気なところを連想させるかわいい花です。
⑧胡蝶蘭
花言葉:「幸福が飛んでくる」「純粋な愛情」
胡蝶蘭は、お店のお祝いなどでよく見かけるお花ですが、その花言葉には恋愛的な意味の花言葉もきちんと存在しています。
胡蝶蘭全般の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛情」です。
白が最もポピュラーな色で見かけることも多いと思いますが、ピンクには「あなたを愛しています」という花言葉があります。
胡蝶蘭だけで花束を作るには適していないお花ですが、鉢植えをおうちに飾り花言葉通り「幸福が飛んでくる」ようにお願いしたり、愛を囁くのがピッタリなのではないでしょうか。
バレンタインデーの贈り物として胡蝶蘭を選ぶのはなかなかゴージャスですが、忙しい男性にはあまり世話を焼かなくても美しく咲き続ける胡蝶蘭は嬉しいプレゼントになるかもしれません。