卒業式は、生徒から先生へ感謝の気持ちを込めて、先生から生徒へはなむけとお祝いの気持ちを込めて、また親せきなどからは成長をお祝いする気持ちを込めて、花が贈られることが多いタイミングです。
また、花を贈ることによって、お祝いムードが盛り上がり、頂いた側も喜びがより大きくなります。
記念の品物にもなりますので、贈る際には色々なことに気を付けなければなりません。
卒業式に花を贈る時に知っておきた方が良いことをまとめます。
目次
卒業式に贈る花束の相場
卒業式に、誰から誰へ花を贈るのかによって、相場は違ってきます。
先生や部活などの後輩から生徒や先輩に贈る場合は、花を1輪ということが多く、予算的には100円から500円のものになります。
1人に贈る花は1本でも、全体の本数が多くなりますので、なるべく早くお花屋さんに手配しておくことが大切です。
卒業生から先生へ贈る場合は、クラスや部活のメンバーなどで連名にすると、1人あたりの負担は少なくても立派な花束ができます。
卒業式に贈ってはいけない花束・注意すること
卒業式に花を贈る時に気を付けなければならないのは色です。
また、花言葉にも注意しましょう。
卒業式という場にふさわしい花の色はピンクです。
花の色に迷ったら、ピンク色の花を贈っておけば大きな失敗はありません。
贈ってはいけない花としては、クロユリがあります。
クロユリの花言葉は「呪い」です。
華やかな卒業式にわざわざ黒い色の花を贈る人はそれほどいるとは思えませんが、どんな花を贈るか迷ったら、花言葉を調べてみましょう。
卒業生(女性)に渡すときにおすすめの花束
卒業式に女性に花束を渡すのであれば、スイートピーがおすすめです。
スイートピーの花言葉は「門出」ですので、卒業式にぴったりと言えるでしょう。
スイートピーの花は、蝶が飛び立つような形をしていることからそのような花言葉になっています。
「希望」「常に前進」という花言葉を持っているガーベラも、これから新しい道に進む人にとってのはなむけとしてふさわしい花です。
色によって花言葉も違うので、自分の気持ちを表せる花を選ぶと良いでしょう。
卒業生(男性)に渡すときにおすすめの花束
男性の場合、花束をもらう機会はあまり無いという方が多いと思います。
大きな花束をもらっても、帰りの電車の中で恥ずかしい、荷物になると感じてしまう場合があります。
そのため、男性に贈る場合は、女性に贈る時のようにピンクや赤などの華やかな色ではなく、少し落ち着いた色合いのものを選ぶのがおすすめです。
また、あまりに仰々しく大きい花束は持ち帰りにくいため、小ぶりの花束やプレゼントボックスに入ったものを選ぶのがおすすめです。