山梨県甲府市岩窪町に建つ「瑞巌山 円光院」へ御朱印を頂きに行ってきました。
円光院は、甲府市街を見下ろせる場所に位置し、武田信玄公の正室である三条夫人の菩提寺として知られる臨済宗妙心寺派寺院です。
このページでは、そんな由緒ある円光院へ御朱印と秋に訪れた境内の様子、アクセス方法と駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
円光院の御朱印
こちらが円光院の御朱印になります。
甲斐百八霊場第六十番にもなっています。
円光院の境内
円光院を参拝するのに拝観料などはありませんでした。
境内図
入口のところに掲示されていた境内図になります。
三条夫人のお墓は、本堂左奥に建っています。
手水舎
手水舎には、武田の家紋「武田菱」が刻まれていました。
本堂
円光院は小石和(現在の笛吹市石和町)に武田信玄公の先祖である逸見太郎清光が保元年間に創建し、清光院と号していました。
その後、武田信守が、父の信重の牌寺として成就院と改めました。
さらに永禄三年(1560)に武田信玄公が、京都より説三和尚を迎えて開山とし、現在の場所に移し、自らが開基となりました。
現在の本堂は、昭和五十二年(1977)に再建されたものです。
本堂から後ろを振り返ると甲府の街並みを一望できる景色が広がっていました。
刀八毘沙門天・勝軍地蔵尊
武田信玄公が軍陣の守本尊として城内の毘沙門堂に安置していたのが刀八毘沙門天(右)と勝軍地蔵尊(左)です。
毎年4月に開催される「信玄公祭り」にあわせて御開帳されるそうです。
鐘楼
三条夫人の墓
三条夫人は、説三和尚に深く帰依し、ここを菩提寺としました。
左大臣の三条公頼の娘で、天文五年(1536)頃に信玄公の正室として迎えられ、信玄との間に、義信、竜宝(信親)、黄梅院、見性院らの子をもうけました。
武田家の旧臣で、徳川家に仕え代官を務めた平岡氏代々の墓も境内には建っています。
円光院の紅葉
私は秋の紅葉の時期に円光院を訪れたので、境内を彩る紅葉の様子もご紹介していきます。
緑豊かな山々に囲まれているので、紅葉の景色も期待していったのですが、思いのほか色づいている木々を見ることができませんでした。
少しだけ赤く色づいている葉がありました。
春には美しい桜が境内を彩ります。
詳しい様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
【動画】円光院と紅葉の景色
円光院と紅葉の景色を動画にしました。
甲府五山の一つである由緒ある円光院の秋の境内の様子をぜひ動画でもご覧ください。
円光院へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- JR中央本線甲府駅北口から武田神社行・積翠寺行のバスに乗車し、護国神社入口で下車、徒歩で約15分
駐車場
- あり
地図
- 住所:山梨県甲府市岩窪町500-1