学問の神様として多くの人々から崇敬されている菅原道真公が祀られている天神(天満宮)の中で、関東三大天神と呼ばれている神社が「湯島天神」「亀戸天神」「谷保天満宮」になります。
受験シーズンともなると多くの受験生やその親御さんが参拝に訪れ、境内は大変混雑するとともに「合格祈願」の絵馬がところ狭しと奉納されます。
また、関東三大天神以外にも「関東三大天満宮」や「関東三天神」「東京三大天神」「江戸三大天神」などと呼ばれることもあります。
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湯島天神(湯島天満宮)
ご祭神には、菅原道真公と天之手力雄命が祀られています。
天照大神が隠れた天岩戸を開けたとされる天之手力雄命は、ここ一番の突破力や勝運のご利益を授かれるといわれ、菅原道真公とともにダブルのご利益を授かれると多くの受験生が訪れます。
また、東京大学をはじめ多くの有名大学が周辺にあるので、東京の学校を受験しようと考えている人なら、一度はお参りしておきたい神社です。
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亀戸天神
昔から「亀戸の天神様」として崇敬されてきた亀戸天神は、九州太宰府天満宮に習って造営されたという心字池や太鼓橋などを見ることができます。
また境内には、道真公御神忌1075年大祭記念として奉納された5歳のときの菅原道真公の像が置かれています。
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谷保天満宮
都心から離れた国立市の谷保にある谷保天満宮は、広い境内とそこに野放しで放たれているニワトリが印象的な神社です。
約350本の梅林だけでなく、梅雨の時期には見事なあじさいが境内を彩ってくれます。
また、日本一キレイで可愛いといわれる御朱印帳にも注目です。
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関東三大天神以外にも「学問成就」のご利益を授けてくれる場所は存在します。
そんな中、おすすめしたいのが「湯島聖堂」です。
湯島聖堂は、日本でもあまり存在しない孔子廟(孔子を祀っている霊廟)で「近代教育発祥の地」として、学問成就のご利益を授けてくれると多くの受験生が足を運んで「合格祈願」している場所になっています。
湯島天神からも歩いて行ける距離にあるので、興味のある方は足を運んでみることをおすすめします。