長野県茅野市に建つ長円寺へ御朱印をいただきに行ってきました。
長円寺は、慶安二年(1649)、武田慶尊法印が高野山金剛頂院の法流を相続して開山、要穴山胎蔵院長圓寺と号しましたが、その後火災のため焼失。
延享三年(1746)に庫裏、翌年に本堂を再建し、火伏せのために山号を清龍山と変えました。
現在では、信州のもみじ寺と呼ばれるほど楓の紅葉が美しいお寺でも知られ、諏訪八十八ヶ所霊場の第八十四番にもなっています。
このページでは、そんな歴史ある長円寺の御朱印や境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
長円寺の御朱印
私が訪れたときは、期間限定の御朱印を含め、全部で6種類の御朱印を頂くことができました。
私は、御本尊の御朱印と諏訪紅葉三山めぐりの期間限定御朱印を頂きました。
御本尊の御朱印
諏訪八十八ヶ所霊場の第八十四番の御朱印でもあります。
諏訪紅葉三山めぐりの期間限定御朱印
長円寺の御朱印帳
記憶が定かではないのですが、3種類くらいの御朱印帳があったように思います。
私は、こちらの御朱印帳を選びました。
長円寺の境内
境内図
開山した慶尊法印は、武田信玄の弟、武田備前守の甥である筑摩郡高出村の大和小兵衛の子です。
参道
長円寺の参道には樹齢300年ともいわれる見事な杉が立ち並んでいます。
薬師堂
中部四十九薬師霊場第八番札所となっている薬師堂。
この薬師如来像は、諏訪大社上社本宮の旧内陣の西方薬師堂に安置されていたもので、製作年代は鎌倉前期から中期頃と推定されています。
鎌倉時代春日の仏師作と伝えられ、日本三薬師如来とも呼ばれ旧諏訪明神の本地仏です。
明治維新の神仏分離の際に長円寺に移されたそうで、現在では市指定有形文化財となっています。
また、堂内には、諏訪百番観音東十三番の本尊として千手観音も奉られています。
本堂
昭和五十六年(1981)に本堂が再建。
鐘楼門
文化八年(1811)に大隅流の建築による鐘楼門が建てられます。
鐘楼門は、階段を上がることができました。
周辺の田畑と山々を一望することができます。
百体観音石仏
長円寺の境内には、市指定文化財の石仏があることでも知られています。
参道の左側には、梵字碑二基と23体の石仏が、右側の池の周りには百観音が並びます。
慶応二年(1866)に百体観音石仏が奉安されたそうです。
ご神木
ご神木に触れ、パワーをいただくことができます。
秋には、長野県を代表する紅葉スポットとなり、多くの観光客が訪れます。
真っ赤に染まった境内の様子は別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
長円寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- JR中央本線の「茅野駅」から「美濃戸口」行きのバスに乗車し「長円寺下」で下車、徒歩約1分
電車とタクシー
- JR中央本線の「茅野駅」からタクシーで約15分
駐車場
- 無料の駐車場あり
地図
- 住所:長野県茅野市玉川穴山11373