群馬県館林市楠町に建つ「終南山 見松院 善導寺」は、元明天皇和銅元年(708) 行基によって開山された浄土宗の寺院です。
徳川四天王の一人であり、館林城主でもあった榊原康政が、菩提寺として中興し諸堂を建立し、境内には、榊原康政やその長子である大須賀忠政、榊原康勝とその母である花房氏の墓があります。
また、東上州三十三観音霊場の第五番札所、つつじの館林七福神の寿老尊が祀られていることでも知られています。
このページでは、そんな歴史ある善導寺の御朱印や境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
善導寺の御朱印
私が訪れたときは、寺院の御朱印が3種類、七福神の御朱印が2種類の計5種類の御朱印をいただくことができました。
寺院の御朱印
つつじの館林七福神の御朱印
つつじの館林七福神めぐりをした様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
善導寺の境内
善導寺へ参拝するため境内に入るのに拝観料などはありませんでした。
石柱には、「関東十八檀林」「明治天皇勅願所」と刻まれています。
キレイに整備された境内です。
山門
400年前の色調を忠実に再現した山門。
手水舎
本堂
善導寺は、江戸時代に隆盛し、関東十八檀林の1つに選定され院号を「見性院」から「見松院」に改めています。
しかし、明治維新後は明治天皇の勅願所となったものの、日清製粉や鉄道誘致などの影響で次第に境内が縮小され平成二年(1990)に館林駅前広場整備事業のため、館林駅前から現在地に移転することとなりました。
春になると本堂前の枝垂れ桜が境内を華やかに彩るそうです。
鐘楼
水琴窟
弁天堂
善導寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 東武伊勢崎線の「館林駅」から「館林・板倉線」に乗車し、「アゼリアモール前」で下車、徒歩5~7分
- 東武日光線の「板倉東洋大前駅」から「館林・板倉線」に乗車し、「アゼリアモール前」で下車、徒歩5~7分。
駐車場
- あり
地図
- 住所:群馬県館林市楠町3692