群馬県館林市当郷町に建つ「巨法山 善長寺」へ御朱印をいただきに行ってきました。
大永三年(1523)に大雲惟俊大和尚によって開山され、館林城主赤井孫七朗家範の開基によって創建された曹洞宗の寺院です。
江戸時代になると館林城主であった榊原忠次(後の松平忠次)が、生母祥宝院殿の供養のために中興開基家となって、伽藍の整備を行いましたが、創建当時の諸堂伽藍は文政八年(1825)に火災で焼失してしまいました。
御生母祥室院殿の墓が境内にあります。
このページでは、そんな由緒ある善長寺の御朱印や境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
善長寺の御朱印
こちらが善長寺の御朱印になります。
善長寺の境内
善長寺の境内には、つつじが岡公園の起源となった「お辻・お松」の墓や、市内最古の山王山古墳も残されています。
榊原康政(徳川四天王の一人で館林城主)のめかけのお辻の方は寵愛を一身に集めていたが、それを嫉む他のめかけの仕打ちに堪えられず、侍女お松を伴い城沼に身を投げたという伝説が残っています。
康政はその死を悼んでお辻を弔うために沼の丘に植えた一株のつつじが「つつじが岡公園」の起こりと云われています。
梵鐘は、大阪万博「太陽の塔」の鐘の作者である中川正知師。
つつじの館林七福神の寿老尊(寿老人)像が境内に立っています。
つつじの館林七福神めぐりをした様子については、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
善長寺のアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 東武佐野線の「渡瀬駅」から徒歩約30分
- 東武伊勢崎線の「館林駅」から徒歩約35分
バス
- 館林・板倉北線の「郷谷公民館前」バス停 から徒歩5分
- 館林・板倉北線の「尾曳町会館前」バス停 から徒歩8分
駐車場
- あり
地図
- 住所:群馬県館林市当郷町1975