神奈川県伊勢原市上粕屋にある雨岳文庫は、市内有数の梅林があることでも知られています。
国の登録有形文化財である山口家住宅とその敷地には10数種・200本を超える梅の木が植栽されていて、見頃の時期には、「春いろフェスタ」が開催され、地元の人たちで賑わいます。
このページでは、そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、アクセス方法などの情報と共にご紹介していきます。
目次
雨岳文庫の梅の見頃
雨岳文庫の梅の見頃は、例年2月中旬から3月上旬頃です。
雨岳文庫の梅の現在の開花状況
現在の梅の開花状況については、一般社団法人伊勢原市観光協会のサイトで確認することができます。
春いろフェスタ
梅が見頃を迎える時期になると「春いろフェスタ」が開催されます。
「春いろフェスタ」は、平成二十五年(2013)に市民団体などが伊勢原をPRするためにはじめたイベントです。
歴史講演や模擬店などに加え、ステージパフォーマンスやキッズアートなどのイベントが予定されています。
詳しい日程などについては、上記にリンクしている伊勢原市観光協会のサイトでご確認ください。
雨岳文庫へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 小田急線の「伊勢原駅」北口4番バス乗り場から、神奈中バス「大山ケーブル行き」などに乗車し、「〆引」バス停で下車、徒歩2分
地図
- 住所:神奈川県伊勢原市上粕屋862
伊勢原駅から雨岳文庫までの道のり
私は実際に伊勢原駅から雨岳文庫までバスに乗って行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
北口4番バス乗り場から、バスに乗車して「〆引」バス停で降ります。
バスを降りたら、バスの進行方向へ歩いて行きます。
バス停のすぐ隣に建っている五霊神社の境内にも白梅が咲いていました。
立派な白梅が咲いていたので、写真を撮らしていただきました。
バスの進行方向へ歩いて行きます。
東名高速道路の下を通ります。
トンネルにはかわいらしい絵が描かれていました。
トンネルを出たら、東名バス停下交差点があるので、交差点を渡ってまっすぐ歩いて行きます。
雨岳文庫に到着しました。
「〆引」バス停からの所要時間は2分。
万歩計は215歩で、距離は160メートルとなりました。
雨岳文庫の基本情報
雨岳文庫は、平成十年(1988に国の登録有形文化財に指定された山口家住宅とその敷地および、それらを含む2万点近くに及ぶ歴史資料の総称です。
入館料は一人300円(20名以上の団体は一人250円)。
梅林は、無料で見学することができます。
雨岳文庫は日曜日のみの開館ですが、梅園の散策は出来ます。
山口家住宅は、近世民家によく見られる六間取りで構成されていますが、明治初期に二間続きの座敷が二階に増築されたため他に類を見ない古民家となっています。
雨岳文庫の梅林の写真
丹沢の山々に囲まれた場所に見事な梅林があります。
梅林には「甲州最小」「南高梅」「信濃小梅」など梅が植えられているそうです。
梅の木の下には、菜の花も咲いていて白梅と黄色い菜の花の共演も見どころの一つです。
梅林の中には散策路がしっかりと整備されているので、歩きやすかったです。
休日の午後に訪れたのですが、梅を見にきている人の数も少なかったので、ゆっくりと梅観賞を楽しむことができました。
【動画】雨岳文庫の梅林の景色
雨岳文庫の梅の景色を動画にしてみました。
200本を超える梅の木が見頃を迎えた様子をぜひ動画でもご覧ください。