神奈川県秦野市蓑毛に建つ宝蓮寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
表丹沢の入口に位置する蓑毛は、大和政権の頃より丹沢・大山に対する信仰の中心として栄えた場所だそうです。
そんな歴史ある蓑毛に建つ宝蓮寺の境内の様子を写真でお伝えするとともに、アクセス方法や駐車場の情報についてもご紹介していきます。
目次
宝蓮寺の御朱印
こちらが宝蓮寺の御朱印になります。
宝蓮寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 最寄り駅:小田急線の「秦野駅」
- 北口の4番バスのりばから【秦20】「蓑毛行き」もしくは【秦21】ヤビツ峠行のバスに乗車し、「蓑毛」バス停で下車、徒歩約1分
駐車場
- 駐車場あり
地図
- 住所:神奈川県秦野市蓑毛674
秦野駅からバスでの道のり
私は実際に秦野駅からバスに乗って宝蓮寺まで行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
改札口を出たら、右の北口へ向かいます。
秦野駅の改札口は一つしかないので、間違えることはありません。
北口バスのりば。
4番バスのりばから【秦20】「蓑毛行き」もしくは【秦21】ヤビツ峠行のバスに乗車します。
バスの乗車時間は約25分。
蓑毛バス停に到着しました。
登山に行かれる人も数多くこの場所で降りていました。
バス停近くにはトイレも設置してあります。
バス停前には、おおやまめぐりルート案内が掲載されていました。
バス停を降りたら、左にある蓑毛橋を渡ります。
蓑毛山宝蓮寺に到着しました。
バス停から歩いてすぐのところにあります。
宝蓮寺の境内
こちらが宝蓮寺の境内図になります。
長い参道を歩いて行いきます。
本堂
宝蓮寺は、大日堂の管理をしていた薬音寺の名を改めたものだそうです。
薬音寺の創建は、鎌倉時代後期と伝えられています。
寛文九年(1669)に領主の揖斐(いび)氏が、 同族の宝蓮信女の菩提を願い、薬音寺を再興して宝蓮寺と改称しました。
御朱印は本堂向かって左側にある建物で頂きました。
仁王門
仁王門には、葵の御門があり江戸時代には徳川幕府と密接な関係があったようです。
山門左右には仁王像が立っています。
大日堂
大日堂は、聖武天皇が奈良の大仏を建てるときの勅願所として742年に創建されました。
現在、大日堂には御本尊である大日如来像を中心とした5体の五智如来像と1体聖観音菩薩立像が安置されています。
金剛水
昔は富士山を参詣したあとに大山詣をする習慣があり、大山詣の西玄関口となっていたのが蓑毛です。
この金剛水で身を祓い清めたあとに大山詣に向かったそうです。
今でもこの金剛水を口に含めば一切の煩悩を排し、心身が清浄になるといわれています。
御嶽神社
大日堂の裏の階段を上がって行くと御嶽神社が鎮座しています。
茶湯殿(地蔵堂)
県立当初より、地蔵菩薩坐像、その他諸仏が茶湯殿に安置されてきたそうです。
茶湯殿には、今でも秦野市及び平塚市、二宮その他の場所から百一日の供養にお茶湯詣りをする客が訪れるそうです。
宝蓮寺は、紅葉の名所として知られています。
近くに緑水庵という場所があり、こちらも紅葉の名所となっています。