神奈川県伊勢原市日向にある日向薬師へ御朱印を頂きに行ってきました。
日本三大薬師のひとつとされるお寺で、かつては日向山霊山寺と称し、子院12坊を擁する大寺院でした。
現在でもその面影を残す境内の様子を写真でお伝えするとともに、御朱印やご利益、パワースポットやアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
日向薬師の御朱印
こちらが日向薬師の御朱印になります。
御朱印は本堂の中で頂くことができます。
日向薬師のご利益
御本尊である薬師如来(薬師瑠璃光如来)は、一般的に病気平癒のご利益を授けてくださるといわれています。
日向薬師のパワースポット
虚空蔵菩薩
子供が十三歳に成長すると、より福徳、智恵と慈悲心が授かるようにとお参りする菩薩様です。
こちらの様は、日向山の奥の院に祀られていましたが参詣しやすいようにと、この霊樹の中に移されたそうです。
宝城坊の二本杉
足利基氏が幡をかけ、平和と幸せ・五穀の豊かな実りを祈った「幡かけの杉」です。
昭和五十九年(1984)には「宝城坊の幡かけの杉」として「かながわの名木100選」にも選ばれました。
日向薬師へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 小田急線の「伊勢原駅」北口からバスの3番乗り場から日向薬師行の神奈川中央交通路線バスに乗車し、終点で下車。
駐車場
- バス停隣接駐車場(無料):境内まで参道を歩いて約15分登ります。
- 境内入り口駐車場(無料):薬師林道を七沢方面に登り、境内入り口前にあります。
地図
- 住所:神奈川県伊勢原市日向1644
日向薬師バス停から日向薬師までの道のり
実際にバスに乗って日向薬師まで行ってきましたので、その道のりを写真でお伝えするとともに、万歩計で測った距離と所要時間についてご紹介していきます。
9時4分に日向薬師バス停を出発しました。
9月中旬頃、この一帯は彼岸花の名所へと変わります。
気になる方は、別のページに詳しく載せていますので、こちらをご覧ください。
バス停すぐ近くの道案内には、日向薬師まで500メートルと書かれていました。
バス停から道路に出たら、右に歩いて行きます。
50メートルくらい歩くと、看板が立っている、こちらへ来ますので、ここで左に曲がります。
日向薬師の案内図が立っています。
あとは、この道を真っすぐ歩いて行くだけです。
いしば(衣裳場)
源頼朝公が日向薬師参詣のとき、ここで旅装を脱ぎ白装束に衣裳を着替えたことから「衣裳場」といわれ現在は訛って「いしば」と呼ばれているそうです。
いしば(衣裳場)に到着したときの時間が9時8分だったので、バス停からここまでの所要時間は4分。
万歩計は296歩で、距離は230メートルになりました。
階段を上がって行きます。
仁王門
階段を上がって行くと、仁王門が現れます。
仁王門に到着したときの時間が9時11分だったので、バス停からの所要時間は7分。
万歩計は437歩で、距離は340メートル。
数字だけだとたいした距離ではないと思いますが、暑さと階段でここまでくるのもけっこう大変でした。
金剛力士像(仁王)は、伊勢原市指定文化財となっています。
迫力のある金剛力士像がにらみを利かせていますが、こちらは、天保初年の火災によって仁王門とともに焼失した後、天保四年(1833)に造立されたものと考えられています。
作者は、鎌倉仏師の後藤慶明の作です。
仁王門を抜けさらに階段を上がって行きます。
参道途中には、歌碑が建っていました。
本堂
本堂に到着しました。
万歩計で測った日向バス停から日向薬師本堂までの所要時間と距離
長い参道を上がった本堂前に到着したときには9時20分になっていました。
9時4分に日向バス停を出発したので、ここまでの所要時間は16分。
万歩計は914歩で、距離は710メートルとなりました。
日向薬師の境内
手水舎で浄めてから、本堂へ向かいます。
本堂
日向薬師は、奈良時代初頭の霊亀二年(716)に、僧行基により開山されました。
本堂は、万治三年(1660)に旧本堂の部材を利用して建てられたもので、国指定重要文化財となっています。
宝城坊の鐘堂
銅鐘は、銘文によると、天暦六年(952)に村上天皇が納めたものを仁平三年(1153)に改鋳し、暦応三年(1340)に豪海僧都が勧進して、物部光連が鋳たものが現存しています。
十二本柱の鐘堂は、市指定重要文化財です。