神奈川県伊勢原市の大山に鎮座する大山阿夫利神社へ御朱印を頂きに行ってきました。
境内の様子とともに、ご利益やパワースポットなどもご紹介していきます。
目次
大山阿夫利神社の御朱印
下社の御朱印
こちらが下社で頂ける御朱印になります。
また、大山山頂で頂ける御朱印もあります。
大山阿夫利神社のご利益
御祭神
大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)
大山祗大神は、「山の神」「水の神」として信仰されてきました。
また大山が航行する船の目印となっていたことから「産業」「海運」のご利益も授けていただけるといわれています。
さらに酒解神とも呼ばれていて、酒造の祖神として信仰もされております。
高龗神(たかおかみのかみ)
高龗神は雷の神様で、古くから「祈雨」「止雨」の神として信仰されており、大山では小天狗とも称されています。
大雷神(おおいかずちのかみ)
大雷神は雷の神様で、古くから「火災」「盗難除け」のご利益を授けていただけるといわれています。また、大山では大天狗とも称されています。
大山阿夫利神社のパワースポット
神水(大山名水)
下社の拝殿の地下から湧き出る御神水は「大山名水」と呼ばれています。
入口で神水ボトル(200円)を購入すると御神水を頂くことができます。
御神水は、「殖産」「長命延寿」の泉として愛飲されています。
大山阿夫利神社へのアクセス(行き方)
電車(最寄り駅)
- 最寄り駅は、小田急線の「伊勢原駅」
伊勢原駅の北口を出たところに建っている大きな鳥居は、大山阿夫利神社の「一の鳥居」になります。
バス
伊勢原駅の北口から4番線神奈川中央交通バスの大山ケーブル行きに乗車。
大山ケーブルカー
大山ケーブルカーで大山阿夫利神社の下社近くまで行くことができます。
地図
大山阿夫利神社の境内
大山阿夫利神社の創建は、第十代崇神天皇の頃(紀元前97年頃)と伝えられています。
標高1251.7メートルの大山山頂に本社と奥社、標高約700メートルの中腹に下社が建っています。
大山は、富士山のような美しい三角形の形から、古くから山岳信仰の対象とされてきました。
山上には、雲や霧が生じて雨を降らすことが多いことから「阿夫利山」、「雨降山」と呼ばれる雨乞いの神として、農民の篤い信仰を集めていたそうです。
源頼朝をはじめとする多くの武将たちからも篤い信仰を受け、江戸時代には庶民たちが大山に参拝する「大山詣り」が大流行したそうです。
大山獅子は、富士山の岩を用いて復興された五頭からできています。
国学の祖である権田直助翁の像。
江戸の幕末から明治前期の国学者で、晩年は神社再興の先駆者として大山阿夫利神社及び三嶋大社の長に任ぜられたそうです。
浅間社には、富士山の御祭神である木花咲耶姫と、その姉神にあたる磐長姫が祀られています。
木花咲耶姫は木の花のような繁栄を顕す美の女神、盤長姫は磐の様に強い生命力を表す長生の女神として信仰されております。
菅原道真公が祀られている天満宮。
下社の拝殿向かって左奥から山頂への登山口があります。
大山を登山してきた記録は、別のページに詳しく載せていますので、気になる方はこちらをご覧ください。
本社と奥社
山頂では、本社と奥社が鎮座しています。