神奈川県南足柄市に建つ大雄山最乗寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
「小田原の道了尊」として天狗の現世利益でも知られている曹洞宗の寺院です。
杉や松の木々に囲まれた美しい境内の様子をご紹介していくとともに、御朱印やご利益、パワースポットやアクセス方法、駐車場などの情報についてもご紹介していきます。
目次
大雄山最乗寺の御朱印
大雄山最乗寺では、2種類の御朱印を頂くことができます。
関東三十六不動霊場の御朱印
大雄山最乗寺は、関東三十六不動尊の第2番札所になっていて、その御朱印も頂くことができます。
大雄山最乗寺の御朱印帳
私が訪れたときは、御朱印帳は5種類置かれていました。
どれも個性がある御朱印帳で素敵です。
大雄山最乗寺のご利益・パワースポット
最乗寺の境内には、様々なご利益を授けてくれるパワースポットが多くあります。
①本堂(護国殿)
本堂(護国殿)には、御本尊である「釈迦牟尼佛」が祀られています。
②清心の滝(清滝)
清心の滝もパワースポットのひとつとされています。
昔からの垢離の行場で、権現水をもって心の中の邪念を洗い流します。
正面が男瀧、右手が女瀧。
滝の上には、不動堂があり関東三十六不動霊場の御本尊である清滝不動明王や天佑不動明王愛染明王が祀られています。
③結界門
結界門の前に架かる御供橋を渡り、結界門をくぐれば心身清浄となりるそうです。
④御真殿(妙覚宝殿)
大雄山最乗寺最大のパワースポットと呼ばれているのが、御真殿(妙覚宝殿)です。
御真殿(妙覚宝殿)には、道了尊が祀られおり、1月、5月、9月の28日にご開帳が行われます。
祀られている道了尊が御開帳になるときが特にご利益を授けていただけるそうです。
堂内に入ってお参りすることができます。
御真殿の向かって左手に奉納された大小の高下駄があります。
下駄は左右一対そろって役割をなすことから、夫婦和合のご利益を授けてくださるといわれています。
⑤奥の院
奥の院へ行くためには、木々に囲まれた長い階段を上がっていきます。
奥の院には、十一面観世音菩薩が祀られています。
また、十一面観世音菩薩の化身が道了尊なんだそうです。
⑥慧春尼堂
女性の方におすすめのパワースポットといわれているのが慧春尼堂です。
叶布と呼ばれる祈祷を施した赤白いずれかの布に願事を描いて納めて祈願すると、その願いが叶うといわれています。
叶布は、総受付にあります。
大雄山最乗寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅からバスに乗車し道了尊バス停で下車
- 小田急線の新松田駅から関本バス停、そこからバスを乗り換え道了尊バス停で下車
駐車場
- 250台(無料)
地図
- 住所:神奈川県南足柄市大雄町1157
新松田駅から大雄山最乗寺への道のり
私は、新宿方面から大雄山最乗寺へ行ったので、新松田駅からバスに乗って行くことにしました。
なので、その道のりを写真と共にご紹介します。
小田急線の新松田駅に着いたら、北口に出て、箱根登山バスの1番のりばへと向かいます。
ここで、関本バス停行き(大雄山駅行き)のバスに乗車し、終点の関本バス停で降ります。
関本バス停の1番のりばから道了尊行きのバスに乗り換えます。
駅前には、タクシーもたくさん停まっていたので、タクシーで行かれる方はここから乗車することをおすすめします。
道了尊行きのバスに乗車します。
今度は西武バスでした。
関本バス停(大雄山駅)から約10分ほどで道了尊バス停に到着です。
大雄山最乗寺の境内
道了尊バス停は、このような景色になっています。
バス停のすぐ近くには、おみやげや美味しそうなおでん、天狗せんべいなどを販売しているお店がありました。
帰りのバスを待っている時間に立ち寄ってみました。
大雄山最乗寺は、開山から樹木の伐採を禁じていたため、美しい景観が残されています。
木々に覆われた参道を歩いて行きます。
大雄山最乗寺は、応永元年(1394)に了庵慧明禅師によって建てられたお寺で、全国に4000ヵ所の末寺・門葉を擁する曹洞宗最大門派の本寺です。
曹洞宗三大祈禱所。
多宝塔
最乗寺の多宝塔は、神奈川県下で唯一の多宝塔遺構です。
江戸時代の文久三年(1863)に建立されたものです。
境内では、天狗の姿も見ることができました。