埼玉県入間郡越生町堂山にある越生梅林は、関東三大梅林の1つに数えられるほど有名な梅の名所で、見頃の時期には全国から観光客が訪れます。
2ヘクタールある園内には、約1,000本の梅の木が植えられていて、さらに梅林周辺を含めると2万本の梅が咲きほこります。
そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、アクセス方法や駐車場の情報などをご紹介していきます。
越生梅林の見頃
越生梅林の見頃は、例年2月下旬から3月上旬頃です。
越生梅林の現在の開花状況
梅の現在の開花状況については、地元のケーブルテレビであるゆずの里ケーブルテレビが運営しているユーチューブチャンネルで確認することができます。
越生梅林へのアクセス方法
電車とバス
- JR八高線・東武越生線の「越生駅」を下車し、川越観光バス「黒山行き」に乗車し、「梅林入口」バス停で下車
バスの乗車時間は10～15分ですが、梅が見頃の時期はバスの中も道路も混雑することが予想されます。
私は、行きはバスに乗っていったのですが、写真でもわかるようにバスの中は満員になっていました。
徒歩
- 徒歩55分（距離は約3.8km）
意外と駅から歩いて越生梅林を目指している人が多くてビックリしました。
タクシー
越生駅の改札口を出るとタクシー乗り場があるのですが、そこにこのような張り紙が貼られていました。
タクシーだと梅林まで約1,100円で行けるようです。
バスの本数も少ないですし、4名で行けばバス代より少し高いだけなので、検討してみる価値はあると思います。
また、バスは混雑する可能性が高いので、立っているのが大変な人や乗り遅れた人などはタクシーの利用も考えてみてください。
駐車場
- 収容台数500台
駐車料金
- 普通車：500円
- マイクロバス：1000円
- 大型バス：1500円
地図
- 住所：埼玉県入間郡越生町堂山
越生梅林梅まつりの開園時間と料金
2024年は、2月11日（日）から3月17日（日）までとなっています。
※開花状況によって変更になる場合があります。
開園時間
- 午前8時30分から午後4時まで
料金
- 400円（中学生以上）
- 15人以上の団体1人300円
越生梅林梅まつりの見どころ
越生梅林梅まつりは、毎年2月中旬から3月下旬にかけて行われます。
梅まつりの期間中は、ミニSLが梅林の中を走ったり、越生囃子や太鼓などの様々なイベントが行われ、訪れた人たちを楽しませてくれます。
実際に越生梅林を見に行って感じた私の梅まつりの見どころをご紹介していきます。
①展望台からの景色
まずはなんといっても関東三大梅林の1つとされる梅林の景色が一番の見どころです。
梅林内には展望台が設置してあり、そこから全体を一望することができます。
越生の山々と一面に広がる梅の花の景色を堪能することができます。
②越生梅林の古木
園内には、おおむね200年を超える古木が200本近くあります。
③ミニSL
梅まつりの期間中の土・日・祝日にミニSLが運行します。
運行時間は午前10時から午後3時。
料金は1回1周（253メートル）200円で、2歳以下は無料です。
ミニSLは、昭和四十年代半ばまで、JR八高線で実際に活躍していた9600型というSLの1/10の模型で、実物と同じように石炭で走るそうです。
残念ながら、私が訪れたときは平日だったので、ミニSLが走っている写真を撮ることができませんでした。
④お休み所
園内にあるお休み所では様々な屋台が出店していて、たいへんな賑わいでした。
美味しいグルメを楽しむことができます。
私は、婦人会の屋台で販売されていた、おそばを頂きました。（500円）
⑤越生の梅干し
越生梅林にせっかく訪れたのなら購入したいのが梅干しです。
越生の梅干しを購入することができる場所がしっかりと用意されていました。
農家だからこそ、美味しい時期に梅干しを漬け込むことができるのが、美味しさの秘密のようです。
私も一つ購入しました。
⑥おみやげ盆栽
その他にも盆栽のおみやげ屋さんもありました。
可愛らしい梅の盆栽が販売されていました。
⑦特産品の販売
地元の特産品の販売も充実しています。
梅を見に来たのに美味しそうなものがいっぱいあって、ついついそちらに目を奪われてしまいました。
⑧福寿草
梅の木の下には、福寿草が一面に広がっていました。
梅だけでなく、この時期は福寿草も見頃を迎えているので、いっしょに楽しんでみてください。
越生梅林の写真
越生梅林から越生駅までの道のり
帰りは、歩いて越生駅まで行くことにしたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
13時10分に越生梅林をスタートしました。
県道61号線沿いを歩いて行きます。
佐藤酒造店の横を通り過ぎます。
美味しい地酒を販売しているので、お酒好きな人はココでお土産を買うのもおすすめです。
この時期は、県道沿いも梅の花で両脇が包まれていました。
越辺川沿いを歩いて行きます。
三滝入口交差点まで来ました。
右手に五大尊明王入口。
この先を行くと、つつじ祭りで有名な五大尊花木公園へと続きます。
今回は、そのまま通り過ぎます。
味噌カツが美味しい岩井屋の横を通り過ぎます。
里の駅・おごせまで来ました。
越生は、中山道の宿場町があったところなので、道を歩いていると様々な歴史的建造物を見ることができます。
駅前にある越生町観光案内所まで戻ってきました。
越生駅に到着です。
万歩計で測った越生梅林から越生駅までの所要時間と距離
13時10分に越生梅林をスタートして、越生駅に到着したときの時間が13時50分だったので、所要時間は40分。
万歩計は3929歩で、距離は3.06kmとなりました。
【動画】越生梅林の景色
越生梅林の景色を動画にもしてみました。
関東三大梅林の景色をぜひ動画でもご覧ください。
