東京都文京区湯島3丁目に建つ柳井堂心城院へ御朱印を頂きに行ってきました。
絶対秘仏の聖天さまを祀っていることから、湯島聖天とも呼ばれています。
そんな心城院の境内の様子を写真でお伝えするとともに、御朱印やご利益、パワースポットやアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
湯島聖天 心城院の御朱印
心城院では、御本尊の大聖歓喜天の御朱印と、江戸三十三観音札所第七番の十一面観世音菩薩の2種類を頂くことができます。
私が訪れたときは、不在で御朱印はこのような形で、本堂前に置かれていました。
湯島聖天 心城院のご利益
- 大聖歓喜天:「諸願成就」「縁結」「金運」「厄除け」など
- 十一面観世音菩薩:「除災招福」「息災延命」など
- 宝珠弁財天:「学業成就」「芸事上達」「金運」など
- 出世大黒天:「商売繁盛」「出世開運」など
湯島聖天 心城院のパワースポット
①柳の井
江戸名水の「柳の井」が境内にあります。
柳の井の水を数滴髪に撫でれば、髪も心も浄められ、降りかかってくる厄難を拂ってくれると伝えられています。
また、関東大震災のときには、湯島天神境内に避難したたくさんの人たちの命を救った水です。
②弁財天 放生池
心城院の池には、江戸時代から病気平癒などに縁起がよいとされる亀が放たれていたことから、「亀の子寺」と呼ばれていました。
その後、都市化の影響で水が抜け、亀の放生が難しくなりましたが平成二十三年(2011)の11月に篤信者や縁者の寄進によって池が完成し、再び亀が放たれました。
湯島聖天 心城院の境内
元々は、湯島天神別当喜見院の「宝珠弁財天堂」と称されていました。
その後、元禄七年(1694)、喜見院第三世・宥海大僧都が、大聖歓喜天を弁財天堂に奉安したのが開基です。
江戸名水の一つ、「柳の井戸」があることから柳井堂と称されました。
明治維新の神仏分離令により喜見院は廃寺となりましたが、柳井堂は何とか残り、現在に至っています。
本堂
水琴窟
湯島聖天 心城院へのアクセス方法(行き方)
電車・バス
- 東京メトロ千代田線「湯島駅」3番出口から歩いて約2分
- 東京メトロ銀座線「上野広小路駅」A4出口から歩いて約8分
- 都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」A4出口から歩いて約8分
- JR「御徒町駅」南口から歩いて約10分
- 都バス 都02系統「湯島3丁目」バス停から歩いて約2分
地図
- 住所:東京都文京区湯島3丁目32-4