練馬区石神井台1丁目に建つ三宝寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
関東三十六不動霊場や武蔵野三十三観音霊場の札所にもなっている格式のあるお寺です。
そんな三宝寺の境内の様子を写真でお伝えするとともに、御朱印やパワースポット、アクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
三宝寺の御朱印
こちらは、御本尊の御朱印になります。
「御朱印を頂きたい」とだけいうとこちらの御朱印を書いてくださると思います。
三宝寺では、その他にも「関東三十六不動霊場 第11番」「御府内八十八ヶ所霊 場16番」「豊島八十八ヶ所霊場 第16番」「武蔵野三十三観音霊場 第3番」の4種類の御朱印を頂くことができます。
関東三十六不動霊場
私は、関東三十六不動霊場、第11番札所の御朱印を頂きました。
関東三十六不動霊場は、御本尊と同じ不動明王の御朱印となります。
三宝寺で頂いた御本尊・童子御尊影です。
三宝寺のパワースポット
①開運出世小槌
大黒堂のところに、開運出世小槌が置かれています。
小槌に「清浄金箔」を荘厳奉納し、心願成就を願います。
「清浄金箔」は、本坊寺務所にあります。
②四国八十八ヶ所お砂踏み霊場
三宝寺の四国八十八ヶ所お砂踏み霊場は、明治二十九年(1896)のときの住職が発願されたもので、昭和四十八年(1973)のときに建立されました。
四国八十八ヶ所霊場を巡拝されると同じ功徳を積むことができるといわれています。
三宝寺の境内
御成門
寛永二年(1625)及び正保元年(1644)に、徳川家光が狩猟の際、休憩所とされたので、この山門を御成門と呼ぶようになったといわれています。
庶民は通過できなかったそうです。
山門と本堂にある彫刻は歴史が感じられとても立派なので、じっくりと時間をかけて見ると歴史を感じられます。
とにかく広い敷地で、裏出には三宝寺池にも繋がっており見どころ満載なのでのんびり散策すると楽しめます。
三宝寺は、普段の都会の生活を忘れられる静寂に包まれた素敵な場所でした。
本堂
三宝寺は、室町時代の応永元年(1394)に権大僧都幸尊が開山したと伝えられています。
文明九年(1477)の石神井城落城のあと、太田道灌によって現在の場所に移されました。
戦国時代には、小田原北条氏、江戸時代には徳川氏から庇護を受け、近くに数十の末寺を持ち、府内八十八カ所巡りの第十六番札所になっていました。
また、徳川家康からは10石を与えられた御朱印寺でした。
観音霊堂
根本大塔
鐘楼
大師堂(奥の院)
長屋門
山門東側にある長屋門は、勝海舟の邸宅にあった門をそのまま使用しています。
ねりまの名木
境内では、アカマツ・サルスベリ・イチョウの「ねりまの名木」を見ることができます。
三宝寺の見どころのひとつは紅葉の時期で、広い境内にはアカマツやイチョウ等が秋を感じさせてくれています。
三宝寺へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 西武池袋線の「石神井公園駅」から歩いて約20分
駐車場
駐車場あり。
地図
- 住所:東京都練馬区石神井台1丁目15-6