あたみ桜は、日本で最も早咲きの桜として有名でテレビなどにも度々取り上げられています。
熱海市内中心部を流れる糸川沿い300メートル程の遊歩道には58本のあたみ桜が植栽されていて、見頃の時期に合わせて「あたみ桜糸川桜まつり」も開催され、多くの人たちで賑わいます。
このページでは、そんな桜の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況、アクセス方法や駐車場、ライトアップなどの情報についてもご紹介していきます。
目次
あたみ桜の見頃
あたみ桜の見頃は、例年1月上旬から2月中旬です。
4月頃咲く桜は、1週間から2週間くらいで散ってしまいますが、あたみ桜は1ヶ月以上も咲き続ける珍しい桜です。
あたみ桜の開花状況
桜の開花状況については、熱海市観光協会が運営しているホームページ「あたみニュース」で確認することができます。
糸川桜まつりとライトアップ
あたみ桜の見頃の時期に合わせて、糸川遊歩道にて「糸川桜まつり」が開催されます。
2024年1月6日(土)から2月4日(日)の間で、様々な催し物が予定されているとともに、16時30分から23時00分までライトアップが行われます。
※天候や様々な影響などで変更・中止になる場合があります。
あたみ桜糸川桜まつりへのアクセス方法
地図
- 住所:静岡県熱海市銀座町・中央町の境
徒歩
- 熱海駅から歩いて約15分~20分
最寄りのバス停
最寄りのバス停は、「銀座」か「本町商店街」になります。
駐車場
桜まつり会場には、駐車場は無いので近くの駐車場に停める必要があります。
あたみ桜糸川桜まつりの写真
あたみ桜は、明治四年(1871)頃にイタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされました。
インド原産の寒桜の一種です。
その後、様々な人たちの努力によって市内各所に植栽されるようになりました。
市制40周年にあたる昭和五十二年(1977)の4月10日に熱海市の木に制定されたそうです。
あたみ桜基準木
「銀座」バス停のすぐ近くに、あたみ桜基準木が立っていました。
あたみ桜基準木の隣に建っていた「あたみ桜」と刻まれた石碑です。
糸川沿いのあたみ桜
平日に行ったのですが、たくさんの人が訪れていました。
桜の木には、めじろがたくさんいたのですが、残念ながら私のカメラと私の腕では、写真に収めることができませんでした。
糸川沿いには、様々な海の生き物たちのオブジェがあり、アートの遊歩道になっています。
カニと桜。
これは何でしょうか。
まだ季節は冬ですが、一足早く春が訪れたような雰囲気でした。
魚の骨のオブジェです。
波に乗っているカモメのオブジェもありました。
あたみ桜は、糸川以外でも咲いています。
糸川から歩いて行ける距離にある桜もあるので、ぜひ足を運んで見てみてください。
【動画】あたみ桜糸川桜まつりの景色
糸川沿いのあたみ桜の景色を動画にもしてみました。
美しいピンクの桜と糸川の可愛いオブジェを動画でもご覧ください。