上野恩賜公園内にあった大仏、「上野大仏」の御朱印を頂きに行ってきました。
現在では御顔だけが残され、近くにはパゴダが建てられています。
そんな様子を写真でお伝えするとともに、ご利益やアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
上野大仏とパゴダの御朱印
上野大仏とパゴダの御朱印は、近くに建つ「清水観音堂」で頂くことができます。
御朱印を頂く前に、しっかりと上野大仏の御朱印を頂きたいと伝えるようにしてください。
上野大仏の御朱印
こちらが上野大仏、釈迦如来の御朱印になります。
パゴダの御朱印
こちらが大佛パゴダ、御本尊の薬師如来の御朱印になります。
上野大仏とパゴダのご利益
上野大仏のご利益
上野大仏は、大正十二年(1923)の関東大震災で、仏像の顔が落ち、第二次世界大戦のときに軍の供出令によって、体部分を失ってしまいました。
このような様々な出来事から、「これ以上落ちることはない」という想いから「受験合格にご利益がある」といわれています。
上野パゴダのご利益
薬師如来は大医王佛とも称される生命を病苦から救う佛様ですので、当病平癒(心と身の病を癒す)のご利益を授けていただけます。
薬師如来絵馬を受付にて授かり、願意と名前を記入します。
次に絵馬を合掌にはさみ、正面で一礼。時計回りに薬師如来のご真言「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」を唱えながらパゴダの周りを歩きます。ひと回りする間に7回唱えます。
正面に戻ってきたら一礼して絵馬にかけに絵馬をかけて祈願完了です。
上野大仏へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- 上野駅から歩いて約7分
地図
- 東京都台東区上野公園4-8
開門時間
開門時間は、午前10時から午後16時までとなっています。
また、お守りの授与は午後15時30分までとなっています。
上野大仏の境内
上野大仏は、寛永八年(1631)に越後村上城主の堀直寄によって大仏が創建されました。
このときは粘土製大仏でしたが、明暦・万治の頃(1655~60)に銅製の仏像に改められました。
元禄十一年(1698)には、大仏殿が建立された。
天保十二年(1841)に火災によって焼失してしまいますが、末孫の堀丹波守直央公が大仏を新鋳し大仏殿も再建しました。
天保十二年(1841)に火災によって焼失してしまいますが、末孫の堀丹波守直央公が大仏を新鋳し大仏殿も再建しました。
大正十二年(1923)の関東大震災により頭が落ち、寛永寺に保管。
昭和四十七年(1972)、寛永寺に保管されていた大仏の尊顔を再び旧地に迎える。
大仏の写真が近くに立て掛けられていました。
大きく立派な大仏様だったことがわかります。
御守りなども販売されています。
ここでは御朱印は頂けません。
昭和四十二年(1967)、関東大震災50回忌にあたり、パゴダが建立が7月吉日竣工されました。
上野の時の鐘
すぐ近くには時の鐘が建っています。
寛文六年(1666)のときに柏木大助が、幕府の許可を受けて設置しました。
現在の時の鐘は、天明七年(1787)8月谷中感応寺(現在の天王寺)境内で改鋳されたものだそうです。