上野不忍池は、蓮(ハス)の名所として知られています。
気温がまだ上がり切っていない朝に咲く美しい蓮の景色を見るために、早朝から多くの人が訪れる人気スポットです。
このページでは、そんな美しい夏の風物詩の景色を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況についてもご紹介していきます。
目次
上野不忍池の蓮(ハス)の見頃
上野不忍池の蓮(ハス)の見頃は、例年7月中旬から8月中旬頃といわれています。
また、蓮の鑑賞で大事なことは時間です。
早朝から遅くてもお昼頃まで、午後になると花が閉じてしまうので、なるべく早めに見に行かれることをおすすめします。
上野不忍池の蓮(ハス)の現在の開花状況
上野不忍池の蓮(ハス)の現在の開花状況については、公式ページで開花状況を載せているところが見つからなかったので、ツイッターやインスタグラムといったSNSで確認するのが、一番わかりやすいと思います。
→上野不忍池の蓮の現在の開花状況はコチラ(Yahoo!リアルタイム検索)
上野不忍池の蓮(ハス)の種類
不忍池には、蓮観察ゾーンが設置してあり、至近距離で蓮観賞を楽しむことができます。
咲いている蓮の種類は全部で5種類だそうです。
- 大賀蓮(おおがはす)
- 明鏡蓮(めいきょうれん)
- 蜀紅蓮(しょくこうれん)
- 浄台蓮(じょうだいれん)
- 不忍池斑蓮(しのばずいけまだらはす)
上野不忍池へのアクセス方法
電車
- JR山手線・京浜東北線・常磐線快速・東北本線・高崎線の「上野駅」から歩いて約5分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線の「上野駅」から歩いて約5分
- 京成線の「京成上野駅」から歩いて約1分
- 都営地下鉄大江戸線の「上野御徒町駅」から歩いて約5分
地図
- 住所:東京都台東区上野公園池之端3
上野不忍池の蓮(ハス)の写真
朝の8時頃に行きましたが、すでにたくさんの人がカメラを持って訪れていました。
ビル群と蓮の美しい景色を撮影することができました。
江戸時代の延宝五年(1677)に出版された「江戸雀」という本に不忍池の蓮が読み込まれた和歌が載っていることから、すでに江戸時代から蓮があったそうです。
遠くに弁財天が見えます。
蓮を植えたのが誰かということはわかっていませんが、寛永寺を造営した天海和尚か、不忍池の弁天島を作った水谷伊勢守ではないかといわれています。
第二次世界大戦のときに不忍池は水田として利用するようになり、蓮が無くなってしまいましたが、終戦後に復元されました。
花が閉じていると桃みたいに見えます。
【動画】上野不忍池の蓮(ハス)の景色
上野不忍池の蓮(ハス)の景色を動画にもしてみました。
池に咲くピンクの美しい蓮の景色を動画でもご覧ください。