東京都台東区にある上野の輪王寺に御朱印を頂きに行ってきました。
「両大師」とも呼ばれ厄除けでも有名です。
そんなお寺の境内の様子を写真でお伝えするとともに、ご利益やアクセス方法などについてもご紹介していきます。
目次
上野・輪王寺の御朱印
こちらが輪王寺の御朱印になります。
御朱印は本堂の中で頂くことができます。
上野・輪王寺の御朱印帳
こちらが御朱印帳になります。
上野・輪王寺のご利益
輪王寺は、慈眼大師(開山天海の称号)と慈恵大師を祀っていることから両大師と呼ばれています。
将軍徳川家康公の参謀であった天海が祀られていることから、「長寿」「知恵」のご利益を授けていただけるといわれています。
また、慈恵大師は、元三大師と呼ばれていて、生前に度々災厄を免れてきたことから、元三大師を信仰すると厄除けのご利益があるといわれています。
さらに天海が四代将軍の家綱の誕生の際に、安産を祈願し、実際に家綱が安産であったことから、子授け大師としても広く信仰されるようになったそうです。
上野・輪王寺へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR上野駅「公園口」から歩いて約8分
- JR鶯谷駅「南口」から歩いて約8分
- 京成線の「京成上野駅「正面口」から歩いて約15分
駐車場
第2会場に70台停められる駐車スペースがあるようですが、利用方法などについては詳しくはわからなかったため、ご自身でご確認ください。
地図
- 住所:東京都台東区上野公園14-5
上野・輪王寺の境内
山門の右手に「両大師」と書かれた絵馬の形をした立札がたっています。
これは江戸時代には両大師像が月々順番に子院を廻っていたので、両大師の像の所在を表すためにこの立札が門前に置かれていたんだそうです。
明治十六年(1883)以降、正式に輪王寺といわれるようになったそうです。
こちらが手水舎になります。
現在の本堂は平成五年(1993)に再建されたものだそうです。
御車返しの桜
この桜は1本の木に一重と八重の花が同時に咲きます。
後水尾天皇が今日の寺で花見を終えた帰路、花のあまりの美しさに牛車を返して再びご覧になったことから、この名前が付いたそうです。
幸田露伴旧宅の門
この門は、明治の文豪であった幸田露伴(1867~1949)旧宅の門で、谷中に合ったものを移築したものだそうです。
代表作の「五重塔」の主人公「のっそり十兵衛」は、現寛永寺根本中堂を手掛けた大工の棟梁をモデルにしたものだといわれています。
立派な宝塔が境内に建っていました。
地蔵菩薩
阿弥陀堂
寛永寺旧本坊の表門
両大師堂の右隣に建っているのが、寛永寺旧本坊の表門です。
通称「黒門」と呼ばれる黒塗りの門には、上野戦争の弾痕も残されています。
昭和七年(1932)に国立博物館の建設に当たり、正面表門として使用していたものをこの場所に移設したそうです。
昭和二十一年(1946)には、国重要文化財に指定されました。