画家の岡本太郎さんが絶賛したり、みのもんたの朝ズバで首が伸びる石仏として紹介されて話題になったりした「万治の石仏」を見に行ってきました。
「万治の石仏」のご利益やアクセス方法についてもご紹介していきます。
目次
万治の石仏とは
明暦三年(1657)に諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に石の大鳥居を奉納しようとしました。
大鳥居に使用する石に、石工がノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したので、石工たちが恐れをなして仕事を辞めてしまいました。
その夜、石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ、大鳥居は完成することができました。
石工たちは、その後血が流れ出したという石に阿弥陀如来を祀って霊を納めながら建立したのが「万治の石仏」になります。
万治の石仏へのアクセス方法(行き方)
最寄り駅から徒歩
下諏訪駅から歩いて約25分。
下諏訪駅の改札口には、万治の石仏のレプリカが置かれていました。
駐車場
駐車場は、諏訪大社下社春宮の駐車場になります。
そこから歩いて約5分。
地図
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町社
諏訪大社下社春宮から万治の石仏
実際に下諏訪駅から春宮まで歩いた記録を別のページに載せていますので、気になる方はこちらをご覧ください。
春宮から万治の石仏への行き方は、この後に載せています。
春宮の大鳥居をくぐって境内に入り、神楽殿へ行く手前で左に曲がると「万治の石仏」へ行く道の看板が立っています。
看板の矢印に従って道を進んでいきます。
春宮の脇を流れる砥川が見えてきます。
赤い橋を渡ります。
赤い橋を渡ったところに建っている鳥居をくぐります。
浮島社
浮島はどんなに大水が出ても流されないといわれ、「下社の七不思議」の一つになっています。
御祭神は祓戸大神だそうです。
もうひとつの赤い橋を渡ります。
赤い橋を渡ると、右に「万治の石仏」100m、左に「岡本太郎石碑」50mの看板が立っています。
橋を渡ったら右に曲がって「万治の石仏」へと向かいます。
「万治の石仏」に到着しました。
万治の石仏のご利益
「万治の石仏」のご利益は、その名の通り「物事をばんじまるくおさめて願いを聞いててくださいます。」
参拝の仕方
1.正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
2.石仏の周りを願いごとを心で唱えながら時計回りに三周する。
3.正面に戻り「よろずおさめめした」と唱えてから一礼する。
岡本太郎石碑
赤い橋を渡って右に行くと、こちらの「岡本太郎石碑」が建っています。