東京都大田区にある池上本門寺へ御朱印と御首題を頂きに行ってきました。
アクセス方法や境内の様子などについてもご紹介していきます。
目次
池上本門寺の御朱印
こちらが池上本門寺の御朱印になります。
期間限定の御朱印
毎年4月第1土曜日、日曜日の両日に行われる池上本門寺の春まつりでは、五重塔が特別に御開帳となります。
そのときに限定の御朱印と御首題を頂くことができます。
池上本門寺の御首題と御首題帳
御首題
池上本門寺は、日蓮宗ですので御首題も頂くことができます。
御首題は、御朱印帳には頂くことができませんので、ご注意ください。
期間限定の御首題
こちらが春まつりのときに頂ける御首題になります。
御首題帳
こちらが池上本門寺で購入した御首題帳になります。
中身は御朱印帳と同じですが、購入すると表紙に「御首題帖」と「名前」を書いてくださいました。
また色は私が行ったときには、全部で3種類ありました。
池上本門寺の御朱印を頂ける時間
御朱印と御首題、各種お守りなどは、大堂手前にある総合案内所で頂くことができます。
時間は、10時から16時までのようです。
池上本門寺へのアクセス(行き方)
電車
- 東急池上線の「池上駅」より歩いて約10分
- 都営浅草線の「西馬込駅」南口より歩いて約12分
駐車場
車で来る場合は、近くの有料パーキングに停める必要があります。
イベントなどがある場合は、満車になってしまうので、公共の交通機関を利用したほうがいいかもしれません。
地図
池上駅から池上本門寺まで徒歩での道のり
私は、東急池上線の「池上駅」から実際に歩いて池上本門寺まで行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
改札口を出ると黄色い縁に囲まれた「池上本門寺」の看板が目に飛び込んできます。
看板の下には、駅から池上本門寺までの案内図が描かれていました。
交差点を渡ります。
本門寺通り商店街の中を歩いて行きます。
美味しそうなお店が色々ありました。
「池上本門寺 参道」と刻まれた石碑が建っていました。
万屋酒店
「万屋酒店」まで来ました。
「万屋酒店」は明治八年(1875)に建てられた町屋建築がいまも残っているお店で有名です。
霊山橋を渡ると池上本門寺が遠くに見えてきます。
総門に到着しました。
池上本門寺の境内
元禄年間(1688~1704)に建てられたケヤキ造りの総門をくぐって境内に入ります。
境内に入ると目の前に現れるのが96段ある石段です。
この石段は加藤清正公が慶長年間(1596~1615)に寄進したもので、「法華経」 宝塔品の偈文九十六文字に由来するそうです。
また、この階段は別称として「比経難持坂」とも呼ばれているそうです。
階段の途中に杭が立っていました。
仁王門(三門)
階段を上がると仁王門(三門)が見えます。
空襲で焼失してしまいましたが、昭和五十二年(1977)に再建されたそうです。
仁王門をくぐると大堂が現れます。
こちらは「心洗水浄」と刻まれた手水舎です。
大堂
大堂も空襲で焼失してしまいましたが、昭和三十九年(1964)に再建されました。
日蓮宗の大本山である本門寺は、山号を「長栄山」、院号を「大国院」といい、古くから「池上本門寺」の名で広く知られてきました。
院号の「大国院」は、日蓮上人の阿闍梨号でもあります。
本殿
大堂のさらに奥に進んでいくと本殿が建っています。
本門寺の創建は、法華宗に帰依したこの土地の郷士、池上衛門大夫宗仲が屋敷を寄進して寺院とし、建治二年(1276)に日蓮がこれを本門寺と命名したのが始まりだといわれています。
朗門の三長三本
池上本門寺は、日蓮聖人の弟子、日朗上人にゆかりの深い「朗門の三長三本」の三ヵ寺のひとつです。
山号に長、寺号に本の字が共通しています。
- 長栄山本門寺(東京都大田区)
- 長興山妙本寺(鎌倉市)
- 長谷山本土寺(松戸市)
五重塔
仁王門のところを右手に歩いて行くと建っているのが五重塔です。
慶長十二年(1607)に2代将軍の徳川秀忠の乳母である正心院(岡部の局)が、秀忠の病気平癒のお礼として建立したものになります。
国の重要文化財にも指定されていて、関東に現存する最大・最古のものになります。
鐘楼
正保四年(1647)に、紀伊徳川頼宣の正室であった瑤林院(加藤清正の娘) が寄進したもので、その後、正徳四年(1714)に改鋳されたものです。
日樹聖人五輪塔
鐘楼の後方にあるのが、本門寺山内最大の五輪塔です。
高さは約4mにもおよびます。
日樹は、寛永七年(1630)に徳川幕府から禁教とされていた「不受不施」の罪に問われて、信州へ流されました。
五輪塔はそれ以前によって造立したものだといわれています。
経蔵
大堂の向かって左側に建っている経蔵は、天明四年(1784)に再建されたものになります。
内部には天海一切経5000巻が収蔵されているそうです。
宝塔
宝塔は、大坊本行寺へ向かう途中にあります。
大坊坂の階段を下る途中の右手にあります。
宗祖日蓮大聖人の御尊骸を荼毘に付した霊蹟に建つ供養塔。
日蓮大聖人の550回忌法会を記念して文政十一年(1828)に再建されたものです。
法華宝塔様式の珍しい建物です。