足利学校は、日本で最も古い学校として知られ、大正十年(1921)には、国の史跡に指定されています。
創建年代は様々な説がありますが、歴史の表舞台に立ったのは、室町時代の永享十一年(1439)関東管領であった上杉憲実が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元を招いて初代の庠主(現在の校長)とし、学校を再興したためです。
このページでは、そんな歴史ある足利学校へのアクセス方法や駐車場、料金や時間などの情報をご紹介していきます。
目次
足利学校へのアクセス方法(行き方)
電車(最寄り駅)
- JR両毛線の「足利駅」から徒歩約10分
- 東武伊勢崎線の「足利市駅」から徒歩約15分
レンタサイクル
「太平記館」、「足利観光交流館 あし・ナビ」でレンタサイクルすることができます。
料金や時間などについては、足利市観光協会が運営している「足たび公式サイト」でご確認ください。
駐車場
- 史跡足利学校多目的駐車場:無料
- 太平記館 観光駐車場:無料
- たかうじ君広場・駐車場:無料
- 通二丁目多目的広場:無料
地図
- 住所:栃木県足利市昌平町2338番地
足利学校の料金と時間
参観料
- 一般(個人):420円
- 一般(団体):350円
- 高校生(個人):220円
- 高校生(団体):170円
※団体(20人以上)
※中学生以下無料、障がい者の方は障がい者手帳のご提示で無料(付添の方1名も無料)
※Suica(スイカ)、Pasmo(パスモ)が利用可能
受付時間
- 4月~9月 : 午前9時~午後4時30分
- 10月~3月 : 午前9時~午後4時
※足利学校の料金と時間は、変更になっている可能性があるので、最新情報は足利市公式ホームページでご確認ください。
足利学校の様子
入徳門
入徳の額は、天保十一年(1840)に掲げられたもので、現在の建物は裏門を移築したものといわれています。
受付に続く道の両脇には、素敵な灯篭が立っていました。
孔子像
学校門
学校門は、寛文八年(1668)に創建。
足利学校のシンボルとして現代へ継承されています。
稲荷社
学校門向かって左側に鎮座している稲荷社。
合格祈願の幟が印象的でした。
遺蹟図書館
遺蹟図書館は、明治三十六年(1903)に開設。
現在の建物は、大正四年(1915)に建てられたもので、市重要文化財に指定されています。
元足利学校代官 茂木家累代の墓
字降松
読めない字や意味の解らない言葉などを紙に書いてこの松の枝に結んでおくと、翌日にはフリガナや注釈がついていたことから「かなふり松」と呼ばれるようになったと伝えられています。
方丈
方丈は、学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷として使用されていたところです。