静岡県伊豆市修善寺に建つ源範頼の墓へ行ってきました。
幕府横領の疑いをかけられ修禅寺の日枝神社下の信功院に幽閉され、その後、梶原景時の不意打ちに会い、防戦の末自刃したとされる源範頼の墓が修善寺に残されています。
冬の時期には、周辺に梅が咲き誇り、観光名所のひとつになっています。
そんな様子を写真と動画でお伝えするとともに、梅の見頃の時期やアクセス方法などの情報についてもご紹介していきます。
目次
源範頼の墓
源範頼は、源義朝の第六子で鎌倉初期の武将です。
治承四年(1180)に兄の頼朝と義仲が対立したとき、弟の義経と共に義仲を倒し、次で一ノ谷の合戦で平家を破ったことで、三河守に任じられました。
その後、上記にも書きましたが幕府横領の疑いをかけられ修善寺で自刃したとされます。
墓は高台にあるので、修善寺温泉の街並みを一望することができます。
埼玉県北本市にある日本五大桜に選ばれるほどの名木「石戸蒲ザクラ」は、落ち延びた範頼の杖が根付いたものといわれています。
源範頼の墓周辺の梅の見頃
冬になると源範頼の墓周辺に美しい梅が咲き誇ります。
梅の見頃は、例年2月中旬から2月下旬頃です。
源範頼の墓周辺の梅の写真
紅白の梅が修善寺温泉の高台の場所に咲いていました。
植えられている本数は多くありませんが、それでも赤と白の梅がとても美しく咲いています。
すぐ隣には、甘味処の茶庵芙蓉があります。
明治末期に建てられた築百年以上の日本家屋がとても素敵な趣をもたらしていくれているので、甘いものが好きな人はぜひ寄って見てください。
【動画】源範頼の墓周辺の梅の景色
源範頼の墓周辺の梅の景色を動画にしてみました。
写真とはまた違った雰囲気を感じていただけると思いますので、ぜひこちらもご覧ください。
源範頼の墓へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 修善寺駅から伊豆箱根バスもしくは東海バスに乗車し、「修善寺温泉」で下車、徒歩12分
駐車場
- なし(最寄の有料駐車場をご利用ください。)
地図