静岡県伊豆市修善寺に建つ修禅寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
大同二年(807)に弘法大師が開基したといわれる名刹は、修善寺温泉の中でも人気の観光名所で、毎日多くの観光客が参拝に訪れます。
そんな修禅寺の境内の様子を写真でご紹介するとともに、御朱印、アクセス方法や駐車場の情報もお伝えしていきます。
目次
修禅寺の御朱印
修禅寺の御朱印はこちらです。
「大日如来」と墨書きがされています。
修禅寺の御本尊である大日如来坐像は、源頼家の七回忌に母である北条政子が寄進したもので、国の重要文化財に指定されています。
修禅寺の境内
伊豆の小京都ともいわれる修善寺の中心地に建つ修禅寺は、「伊豆国の寺院一千を束ねる」寺と呼ばれる格式と隆盛を誇っていたそうです。
鎌倉時代には建長寺の開山、宋国の高僧蘭渓道隆禅師が来修され、臨済宗に改宗。
1204年には、鎌倉幕府二代将軍の源頼家公が修禅寺に幽閉、暗殺される歴史的事件が起こり、源氏一族の盛衰の舞台となりました。
室町時代になると、伊豆韮山城主となった北条早雲は、応仁の乱によって荒廃した修禅寺を再興するために寺領を寄進し、遠州石雲院から自身の叔父である隆渓栄紹禅師を招き、これより曹洞宗に改宗されています。
山門
山門は、平成二十六年(2014)に改修工事が完了し、その両脇に建つ金剛力士像は、指月殿から御遷座されたものです。
その昔は、修禅寺の総門があった横瀬大門にて寺の入口の守護をしていたものだそうです。
本堂
文久三年(1863)の火災によって焼失してしまった本堂は、明治十六年(1883)に再建されたものです。
弘法大師像
私は、梅が咲く冬の時期に訪れたのですが、境内には紅白の梅が咲いていました。
女将のもちより雛と修禅寺庭園特別鑑賞
毎年、2月中旬から3月上旬頃に「女将のもちより雛と修禅寺庭園特別鑑賞」が行われます。
明治時代から平成までのお雛様や、御殿飾りなど、大変貴重なお雛様を見学することができます。
屏風絵も素晴らしかったです。
女将さんが持ち寄ったお茶碗で、お抹茶を頂くことができます。
東海第一園
大正天皇が「東海第一の庭園である」と絶賛されたそうです。
修禅寺へのアクセス方法(行き方)
電車とバス
- 修善寺駅から伊豆箱根バスもしくは東海バスに乗車し、「修善寺温泉」で下車、徒歩5分
駐車場
- なし(最寄の有料駐車場をご利用ください。)
地図