埼玉県秩父市荒川上田野に建つ長泉院へ御朱印を頂きに行ってきました。
秩父札所29番として古くから多くの人々が巡礼に訪れてきたお寺では、四季折々の花を楽しむことができます。
御朱印と境内の様子を写真でお伝えするとともに、アクセス方法についてもご紹介していきます。
目次
長泉院の御朱印
こちらが秩父札所29番、長泉院の御朱印になります。
御朱印は、入って参道を進んだ右手にあるこちらの建物で頂けます。
長泉院の境内
笹戸山長泉院(別称:石札堂)は、平安時代の中期、正暦元年(990)に開山。
昔、十数人の僧が小笹の繁る山の岩屋から聖観音を見つけ出し、そこにお堂を建てて、尊像を安置したのが寺の始めとされています。
参道の入り口には、「よみがえりの一本桜」と呼ばれる見事なしだれ桜が立っています。
長泉院の桜の様子は、別のページに詳しく載せていますので、気になる方はこちらのページをご覧ください。
曹洞宗のお寺です。
本堂
本堂は、天保四年(1833)に建立されたものです。
御本尊の聖観世音菩薩は、藤原時代の慈恵大師作と伝えられています。
その昔、この地に住む龍神が夜ごと本尊に灯りを献じたことから、龍灯観音とも呼ばれています。
御本尊は、秘仏で、午歳のときだけ開帳になります。
別称の石札堂は、性空上人が分暦元年(1234)の秩父巡礼に際し、「石札定置巡礼」と彫った石札を長泉院に納めたことに由来するそうです。
秋葉堂
火災除けを願って、建てられたお堂です。
長泉院へのアクセス方法
最寄り駅
- 秩父鉄道の「浦山口駅」から歩いて約15分
バス
- 西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス「浦山常盤橋ゆき」の「浦山常盤橋」で下車、歩いて約10分
駐車場
- 普通10台、マイクロ2台、大型2台
地図
- 住所:埼玉県秩父市荒川上田野557
長泉院から少し歩いたところに建っている清雲寺は、枝垂れ桜の名所として有名です。
春に訪れたなら、一緒に見に行かれることをおすすめします。