椿油が美容などに効果があると聞いたことはあるけど、よく知らないという人も多いのではないでしょうか。
このページでは、椿油の3つの使い方とその効果、そして使用するときの注意するポイントなどについてご紹介していきます。
目次
椿油とは
椿油は、ツバキ科ツバキ属のヤブツバキという植物から採れる植物性油脂です。
潤いとツヤを生み出し、保湿効果に優れているため、昔からヘアケアやスキンケアに長く愛用されている定番のオイルです。
椿油は他の植物由来のオイルと比べてもベタつきが少なく、髪や肌への馴染みが良いオイルで、適量の使用では程良くしっとりとして重くなりません。
使いやすいオイルの代表格なので、初めてオイルを使う人でも失敗なく使うことができますのでおすすめです。
①椿油のヘアケアでの使い方とその効果
椿油を使うことで髪にツヤを出すことができ、しっかりと潤いますのでヘアケア製品として定着しています。髪のパサつきを改善したい場合は椿油でのヘアパックがおすすめです。
ヘアパックは洗髪後にタオルで水気を取り、椿油を1〜2滴手のひらに取って両手のひらに伸ばします。
耳辺りの長さから毛先を中心に、髪の表面だけでなく内側にも手ぐしで馴染ませ、手のひらに余った分を耳から上の髪にも馴染ませます。
その後ドライヤーで乾かすことで、髪がドライヤーの熱から守られますし、しっとりツヤツヤの髪になります。
②椿油の頭皮ケアでの使い方とその効果
頭皮に乾燥やかゆみがある場合、椿油で頭皮ケアをすると良いです。
頭皮に潤いを与えることができますので、健康な頭皮環境をサポートします。
頭皮ケアは頭皮が乾いている状態が望ましいのでシャンプー前に行います。頭皮ケアのやり方は、髪を頭の真ん中で分けて椿油を2〜3滴馴染ませます。
指の腹を使って優しく後頭部や襟足に向かって指をすべらせ、頭皮全体に椿油を広げます。
少し時間をおいた後、まずはお湯でしっかり洗い流してからいつも通りのシャンプーをします。
③椿油のスキンケアでの使い方とその効果
椿油は顔にも体にも使うことができ、入浴後のスキンケアに使うことで乾燥肌を改善する効果が期待できます。
顔の場合は、洗顔後に化粧水を塗ってから椿油を1〜2滴手のひらに取り、両手のひらに伸ばし顔全体を包み込むように馴染ませます。
Tゾーンなどベタつきが心配な部分はティッシュで軽くおさえます。
体の場合は、タオルで軽く水気を拭き取った肌に適量の椿油を馴染ませていきます。
軽く水気を残した方が、椿油の伸びが良くなり塗りやすくなります。
マッサージを兼ねて塗り込むことで、潤いのあるやわらかな感触になります。
椿油を使う時に注意するポイント
椿油を使う時には、はじめに少量をつけて足りない分を足すという使い方が良いです。
オイルなのでやはり使い過ぎるとベタベタするため、様子を見ながら使うことをおすすめします。
多くの人が愛用している椿油でも、肌が敏感な状態であったりオイル自体が合わない肌質の場合もありますので、使用前は二の腕などに少量つけてパッチテストを行うと安心です。
開栓後の保管は空気に触れないよう蓋をしっかり閉め、直射日光の当たらない涼しいところで保管すると良いでしょう。