昔から日本人に親しまれてきた椿(ツバキ)。
その花言葉・時期・種類などをご紹介していきます。
目次
椿(ツバキ)とは
椿はツバキ科に属する常緑高木で、冬から春にかけて赤い花が咲きます。
椿は庭木として古くから親しまれる日本の代表的な花です。
新潟県の県木としても指定されています。
真っ赤な椿が特に有名ですが、実は白やピンク色の椿も存在し、成長すると5~12cmの高さにまで育ちます。
椿(ツバキ)の開花時期
12月から4月あたりです。
椿(ツバキ)は、1ヶ月ほどの間に、早く咲く花と遅く咲く花とに分かれます。
椿の花言葉とは
椿の一般的な花言葉は「控えめな優しさ」や「誇り」「女性らしさ」です。
しかし、実は椿は色によって花言葉の意味が異なります。
赤い椿の花言葉
赤い椿の花言葉とは 「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「高潔な理性」「謙虚な美徳」です。
ありのままの心を表す言葉が多いですね。
白い椿の花言葉
白い椿の花言葉とは 「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」となっています。
様々な面で何よりも「最も」素晴らしいことを表す言葉が多いですね。
ピンクの椿の花言葉
ピンクの椿の花言葉とは ピンクの椿の花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」となっています。
ピンクの椿は愛や美しさを表す言葉なのですね。
花言葉は控えめの優しさ、誇りで非常にキレイな花ですが散る時にポトリと落ちることからお見舞いなどには不向きと言われています。
椿(ツバキ)の種類・品種
椿には6000もの種類があります。
ここでは主な椿を紹介していきます。
藪椿(ヤブツバキ)
日本で最も見られるのは藪椿(ヤブツバキ)で、カメリアとも呼ばれています。
赤色が最も代表的ですが、その他にも白やピンクも存在します。
よくお茶や椿油に使われているのが、この椿になります。
山茶花と間違われますが、花弁が1枚ずつ散っていくのが山茶花、ボトッと花がまとまって落ちるのが椿です。
雪椿(ユキツバキ)
雪椿(ユキツバキ)は、藪椿から変化した椿であると考えられています。
東北地方から北陸地方にかけて見られる種類です。
成長すると真っ赤な花が咲き、春を知らせる花として知られています。
椿油(椿オイル)
様々な美容商品に含まれていることで有名な椿油ですが、遥か昔、奈良時代から日本女性の美を手助けしてきたと言われています。
つまり、今も昔も日本女性の美には欠かせないアイテムとなっています。
椿油(椿オイル)の効果・効能
スキンケア
椿油の使い方として、髪に塗ることをイメージする方も多いと思いますが、スキンケアにも効果があります。
椿オイルはオレイン酸を多く含みリノール酸が低いのが特長です。
オレイン酸には保湿効果があるため、椿油を塗った後、しっとりとした状態をより長い時間持続させることが可能です。
他にも効果としては皮膚軟化作用があり肌に塗ることで柔らかい質感の肌になることが出来るのが魅力です。
あと不要になった角質除去と肌サイクルを正常化する作用があります。
さらに汚れの除去、殺菌作用があることでも知られています。
また保湿力、抗酸化力が高い上に脂肪酸のパルチミン酸、ステアリン酸などの有用成分が含まれているので健康、美容効果があると言えます。
UVケア
さらに紫外線に強く肌のカサつき、加齢による肌トラブル、UVケアとしても使用することが出来ます。
食用の椿油
食用の椿油を摂取することにより有用成分を補給しコレステロール値の低下や動脈硬化や心臓の病気といった生活習慣病の防止、さらには便秘改善、デトックス作用による美肌効果が期待できます。
止血剤
椿の葉から取られた成分は止血剤としても使われています。
綺麗なだけでなく怪我を直すためにも使えるなんて、とっても便利です。
そんな椿オイルの用途は外用の商品としてスキンケア用品や頭皮のケアなどにも使用されますし食用の椿油も販売されています。
椿油は肌に優しいので全身に使用することが出来、
椿油をご利用になるときは、花言葉からも見え隠れする奈良時代から受け継がれてきた知恵に感動すると共に、思う存分、日本女性として、さらなる美の追求を目指していって下さい。
こんにちは。
ランキングから来ました。
椿の花ことば色によって違うのを初めて知りました。
どちらかと言うと余り好きな花ではないです。
ぽろっりと落ちるので・・・
写真で見るのは綺麗ですね
私的には白い椿が好きですね。
応援して帰ります。