バラの香りが美容に良いと聞いたことはあるけど、実際にはどんな効果があるのかよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
このページでは、バラの香りが美容に良い5つのポイントと、その効果・効能についてご紹介していきます。
目次
①バラの香りはリラックス効果がある
品種改良された現代バラやティー系のバラには、ティーローズエレメントといわれる成分が含まれています。
紅茶の香りによく似た瑞々しい香りが特徴的な成分です。
香料に使われることの多いダマスク系や日本原産のバラには含まれていない成分です。
リラックス効果の高い成分ではラベンダーやベルガモットなどがあります。
ラベンダーと比べてもティーローズエレメントには、3~4倍ものリラックス効果があり人間の生理、心理作用に良い影響を与えることが分かっています。
②バラの香りを嗅ぐだけで美肌になれる
バラの香りはリラックス効果がありますので、ストレスを改善してストレスが原因の肌トラブル予防に効果が期待できます。
人はストレスを感じる血流を悪化させてしまいます。血流が悪いということは、必要な酸素や栄養が行き届かないということです。
ストレスを緩和してくれるため、香りをかぐだけで美肌になれるということです。
バラの香りは美肌効果があるものがほとんどですが、ティーローズエレメントの香りは、皮膚バリア機能の回復を促してくれます。
またバラのうちローズ・アルバ精油に含まれるローズアンヒドリドが、メラニン生成を抑制する作用があります。
つまり老化や紫外線による肌ダメージを抑えてくれるのです。
③バラの香りローズポリフェノールで老化防止
ポリフェノールには抗酸化作用があることが分かっています。
人の体が老化するのは酸化することが原因ですので、抗酸化作用で体内の活性酸素の発生を抑えることは老化防止には重要です。
バラの花びらから抽出されたバラエキスにはローズポリフェノールという、高い抗酸化作用のある成分が含まれています。
またポリフェノールに含まれるオイゲニインという分室は抗アレルギー作用、抗菌作用があります。
バラ自体にはビタミンCも豊富に含まれていますから、トータルで抗酸化力の高い植物なのです。
④バラの香りでホルモンバランスを整えてくれる
女性はちょっとしたことからホルモンバランスを崩しやすいです。
ローズの精油をかぐことで香りが大脳辺縁系と言われる脳奥深くにまで届き、視床下部や下垂体に直接作用します。
そのためバラの香りはホルモンバランスを整えてくれてくれるのです。
ホルモンバランスが良くなると、女性特有の悩みの月経前のイライラや肌荒れ、更年期障害の緩和にも期待ができます。
またローズオイルやローズウォーターは、血液循環を良くしてくれますので女性特有のトラブル全般に役立ちます。
⑤バラの香りで胃腸の働きを整える
バラは古くから薬として使われており、整腸作用があるとも言われています。
バラの中でもダマスクローズは、香りだけではなく食べることでより効果が期待できます。
バラのジャムやシロップを食べたり、バラの花を乾燥させたハーブティなどでとることができます。
香りを楽しみつつ、摂取することで整腸作用もアップします。
手軽に取り入れるならダマスクローズを使用しているローズサプリを摂る方法もあります。
食べるだけではなくバラの精油を体に塗ることでも成分が体内に入り、胃腸の調子を改善してくれます。