藤沢七福神巡りは、神社とお寺8箇所を巡るコースになっています。
また、スタンプをすべて集めると完歩の記念品として「干支手ぬぐい」を割引価格で購入できるのも特徴のひとつです。
一般的にはバスや電車を利用しながら巡るようなのですが、このページでは実際に歩いた様子を写真でお伝えするとともに、期間や所要時間、色紙の料金などの情報もご紹介していきます。
目次
藤沢七福神一覧
神社・お寺名 | 七福神 | 住所 |
---|---|---|
江島神社 | 弁財天 | 江の島2-3-8 |
龍口寺 | 毘沙門天 | 片瀬3-13-37 |
皇大神宮 | 恵比寿 | 鵠沼神明2-11-5 |
養命寺 | 布袋尊 | 城南4-10-35 |
白旗神社 | 毘沙門天 | 藤沢2-4-7 |
常光寺 | 福禄寿 | 本町4-5-21 |
感応院 | 寿老人 | 大鋸2-6-8 |
諏訪神社 | 大黒天 | 大鋸3-7-2 |
藤沢七福神巡りの期間と所要時間
期間は、1月7日〜31日までで、時間は午前9時から午後4時までとなっています。
<バスと電車を利用したモデルコースと所要時間>
電車とバスを利用したモデルコースになり、所要時間は約3時間となっています。
徒歩のみの所要時間と距離については、私が実際に歩いた記録をこの後に記載していますので、参考にしてみてください。
藤沢七福神のご朱印代や色紙の値段はいくらか
- 色紙:500円
- スタンプ:無料
色紙に御朱印を頂くことはできません。御朱印を頂きたい方は、御朱印帳をご自身で用意する必要があります。
色紙に全部のスタンプを集めると開運干支暦手拭を1枚無料でいただけます。
色紙が無くてもパンフレットが無料で配られていて、そこにスタンプを押して回ることができ、パンフレットにスタンプを全部集めると開運干支暦手拭を1枚200円で購入することができます。
また、回らなくても1枚300円で購入することもできます。
2021年からは、参加冊子不要のデジタル版も登場しました。
デジタル版限定で「ふじキュン♡七福神」スタンプも登場し、紙冊子版とデジタル版ともに完歩された方は、一人につき2枚まで手拭いの購入が可能です。
※値段は変更になっている可能性がございますので、最新情報はご自身でご確認ください。
【スタンプ台紙配布場所】
小田急電鉄各駅、江ノ島電鉄(藤沢駅・江ノ島駅)、湘南モノレール(大船駅・湘南江の島駅)、藤沢七福神各神社・寺院、藤沢市役所観光シティプロモーション課、藤沢市内公民館・市民センター、藤沢市観光センター、片瀬江の島観光案内所、湘南藤沢コンシェルジュ、藤沢市ふじさわ宿交流館
【オリジナル色紙販売場所】※販売は1月7日~
藤沢市観光センター、片瀬江の島観光案内所、湘南藤沢コンシェルジュ、藤沢市ふじさわ宿交流館(休館日を除く)
藤沢七福神巡りの記録と写真
それでは、11時13分に江ノ島駅から藤沢七福神巡りをスタートです。
<今回のコース>
今回はすべて徒歩で下記コースを巡ります。
江ノ島駅→<江島神社>→<龍口寺>→鵠沼駅→本鵠沼駅→<皇大神宮>→<養命寺>→<白旗神社>→<常光寺>→<感応院>→<諏訪神社>→藤沢市役所観光課→藤沢駅
江ノ島駅を出たらすばな通りを歩いて江ノ島を目指します。
美味しそうなお店がいっぱいあるので、歩いているだけでも楽しめます。
トンネルを通って国道134号を渡ります。
江ノ島が見えてきました。
「名勝の史跡 江ノ島」と刻まれた立派な石碑の横を通ります。
天気がよかったので、どこを見ても景色が最高にキレイでした。
江ノ島、青銅の鳥居に到着しました。
琵琶に書かれた江島神社と提灯が印象的です。
竜宮城をイメージして作られたという瑞心門を通ります。
江島神社の御朱印やご利益、パワースポットなどについては、別のページに詳しく載せているので、気になる方はこちらをご覧ください。
藤沢七福神 江島神社(弁財天)
江ノ島の弁天堂に到着しました。
日本三大弁才天といわれる江ノ島の弁財天様です。
藤沢七福神の色紙は、弁天堂に入ったところにありました。
※私が巡ったときは、弁天堂のところに置かれていましたが、現在の販売場所は、藤沢市役所のホームページでご確認ください。
売っている人は誰もおらず、色紙の横にお金を入れる箱が置いてあるので、そこに500円を入れるようにしましょう。
スタンプは弁天堂の横、色紙があるところからちょっと離れた場所にありました。
次は、龍口寺を目指して、江ノ島駅へ向かいます。
来た道を戻るというのは、ちょっと残念な感じです。
線路を渡ったら右に行きます。
線路沿いを歩きます。
国道467号線にぶつかったら右に行きます。
藤沢七福神 龍口寺(毘沙門天)
龍口寺に到着しました。
中に入っていきます。
スタンプは大本堂の中に置いてありました。
龍口寺は、毎年9月11日~13日にかけて行われる龍口法難会が盛大で有名なんだそうです。
次は、皇大神宮を目指して歩いていきます。
まずは、国道467号線を歩いて鵠沼駅のほうへ行きます。
片瀬五丁目の交差点を通り過ぎ、次の角を左に曲がります。
「OURS」というお店のところを左です。
まっすぐ歩いていきます。
境川にぶつかったら右に行きます。
橋が見えてくるのでそこを渡ります。
この橋は境橋というそうです。
境橋からの景色です。
橋を渡ってまっすぐ歩いていくと線路にぶつかります。
ここを左に行くと鵠沼駅ですが、駅にはいかず右に曲がります。
線路沿いを歩いていきます。
一つ目の踏切を渡って右に行きます。
ここから住宅街の中を歩いて、次は本鵠沼駅を目指していきます。
何か所か曲がる箇所はありますが、基本は本鵠沼駅方面に行くように歩いていきます。
歩いていくとちょっと大きな通りに出ました。
上岡公園を右に曲がります。
はじめの分かれ道を左に行きます。
「豆のはざま」という美味しそうなお店の前を通り過ぎます。
まっすぐ歩いていくと線路が見えてきました。
本鵠沼駅に到着です。
線路を渡って突き当たりを右に行きます。
ここを右です。
右に曲がるとまた分かれ道があり、ここを左に行きます。
まっすぐ歩いていくと大きな木と赤い稲荷神社のような建物が見えてきます。
稲荷神社だと思うのですが、横からだと名前が見えませんでした。
庚申塔の横を通ります。
ここの道は細かったですが、けっこう車の通りがあったので歩くときは気をつけてください。
藤沢警察署前に出てきました。
藤沢警察署を通り過ぎて湘南新道を左に歩いていきます。
引地川の富士見橋に着いたらここを右に曲がります。
引地川沿いをずっと歩いていきます。
東海道本線のところまで来たら、下にトンネルがあったので、そこをくぐっていきます。
トンネルの中はこんな感じです。
トンネルを出ました。
トンネルを出たら、ちょっと戻って東海道本線沿いの大きな道路を左に歩いていきます。
一つ目の角を左に曲がります。
ここをずっとまっすぐ歩いていくと皇大神宮に着きます。
皇大神宮の白い鳥居が見えてきました。
藤沢七福神 皇大神宮(恵比寿)
白くて立派な一ノ鳥居を通り、参道を歩いていきます。
藤沢の皇大神宮は通称鳥森神社といわれているそうです。
献燈の下をくぐります。
ご挨拶。
恵比寿ノ宮は社殿に向かって左側に立っています。
スタンプもこの近くにありました。
龍口寺から皇大神宮までは正直すごく遠かったです。
万歩計を見てみたら11076歩、7.97kmになっていました。
また、時間は12時58分になっていたので、江ノ島駅を出発してから1時間45分かかっていました。
正直8km近く歩いて、スタンプが3つだったので、けっこう大変だなとこのときやっと気づきました。
それでもここからは、1つ1つのスタンプの場所が近くなるので、気持ちを切り替えて養命寺を目指していきます。
皇大神宮の裏にある大きな通りに向かいます。
大きな通りにでたら、左に歩いていきます。
引地川を目指してまっすぐ進みます。
引地川の上村橋まできました。
今回は、橋を渡ってから川沿いを歩いていきます。
橋を渡ったら右に曲がり、川沿いを歩きます。
引地橋西の交差点に来たら信号を渡って左に曲がります。
左手にTRIALが見えます。
藤沢七福神 養命寺(布袋尊)
藤沢の養命寺に到着しました。
ご挨拶。
布袋尊が出迎えてくれました。
万歩計を見てみると、13524歩、9.73kmとなっていました。
時間は、13時25分で、所要時間は江ノ島駅からだと2時間12分。
皇大神宮からだと27分かかったことになります。
次は、白旗神社を目指します。
さっき歩いた引地橋西を通り過ぎます。
旧東海道の県道43号を歩きながら藤沢本町駅方面へと向かいます。
伊勢山橋まで来ました。
今回は曲がりませんが、ここを左に曲がると藤沢本町駅になります。
伊勢山橋を渡り、白旗交差点を渡り、かながわ信用金庫のところを左に曲がります。
あとは、まっすぐ行くと白旗神社に着きます。
藤沢七福神 白旗神社(毘沙門天)
白旗神社に到着しました。
白旗神社の狛犬がカッコよかったので、写真に撮ってみました。
こちらはユニコーンのような角があります。
白旗神社の説明版。
白旗神社の御社殿で参拝。
毘沙門天は碁社殿から右に降りたところにありました。
万歩計を見てみると、15450歩、11.12kmとなっていました。
時間は、13時45分で、所要時間は江ノ島駅からだと2時間32分。
皇大神宮からだと47分、養命寺からだと20分かかったことになります。
次は、常光寺を目指します。
白旗交差点まで戻ったら左に曲がります。
済美館の横を通ります。
消防車が見えたら右に曲がります。
この奥が常光寺です。
藤沢七福神 常光寺(福禄寿)
常光寺に到着しました。
門をくぐると立派なクスノキが2本立っていて圧倒されました。
本堂で参拝。
境内には福禄寿の像がありました。
赤い帽子と前掛けをされた六地蔵様がいらっしゃいました。
万歩計を見てみると、16369歩、11.78kmとなっていました。
時間は、13時55分で、所要時間は江ノ島駅からだと2時間42分。
皇大神宮からだと57分、養命寺からだと30分、白旗神社からだと10分かかったことになります。
国道467号線に戻ったら右に歩いていきます。
旧東海道の説明版がいたるところに立っていました。
藤沢橋の交差点に来ました。
藤沢橋を渡ります。
藤沢橋からの景色です。
ここを右に曲がります。
感応院が見えてきました。
藤沢七福神 感応院(寿老人)
感応院に到着しました
立派な弘法大師像が建っていました。
左が本堂で、スタンプは右に置いてありました。
本堂で参拝。
万歩計を見てみると、17576歩、12.65kmとなっていました。
時間は、14時11分で、所要時間は江ノ島駅からだと2時間58分。
皇大神宮からだと1時間13分、養命寺からだと46分、白旗神社からだと26分、常光寺からだと16分かかったことになります。
次は、最後の諏訪神社に向かいます。
感応院から県道30号線に出たら右に歩いていきます。
藤沢七福神 諏訪神社(大黒天)
最後の諏訪神社に到着しました。
階段を上がっていきます。
普段だったらなんでもないこの階段もここまでくると上るのがちょっと大変でした。
鳥居をくぐります。
鳥居をくぐると立派な提灯が並べてありました。
御社殿に参拝。
御社殿に向かって右側に大黒天社があります。
左から道祖神、大黒天社、祖霊神、太子堂になります。
こちらが大黒天社です。
万歩計を見てみると、18342歩、13.20kmとなっていました。
時間は、14時23分で、所要時間は江ノ島駅からだと3時間10分。
皇大神宮からだと1時間25分、養命寺からだと58分、白旗神社からだと38分、常光寺からだと28分、感応院からだと12かかったことになります。
最後に、諏訪神社ですべてのスタンプを押し終えて、万歩計の写真を撮っているときに、いきなり知らないおじさんに「藤沢七福神してるのか」と声をかけられました。
もうここが最後で、すべて歩いて回ったと話したら、おじさんが「バスも電車も使わないで、ようやった!ようやった!」と褒めてくれて、ちょっとうれしかったです。
知らないおじさんでも褒めてもらえるとうれしいもんなんですね。
すべてのスタンプを押し終えたので、開運干支暦手拭をもらうために藤沢市役所観光課へ向かいます。
藤沢橋を渡って、左に曲がります。
あとはまっすぐ進みます。
「二世安楽」と刻まれた道標。
藤沢郵便局の右隣が藤沢市役所観光課のあるビルになります。
藤沢市役所観光課が入っている湘南NDビルディングです。
観光かは6階になります。
藤沢駅へ向かいます。ここからはすぐです。
やっと藤沢駅に到着しました。
万歩計でみた藤沢七福神巡りの所要時間と距離
11時13分に江ノ島駅をスタートした今回の藤沢七福神巡りですが、藤沢駅に到着したときには14時45分になっていました。
ですので所要時間は3時間32分となりました。
万歩計を見てみると、20144歩、14.50km。
今回の万歩計を表にしてみましたので、よかったら参考にしてみてください。
駅・神社・お寺名 | 時間 | 所要時間 | 歩数 | 距離 |
---|---|---|---|---|
江ノ島駅 | 11時13分 | |||
龍口寺 | 測定忘れ | |||
皇大神宮 | 12時58分 | 1時間45分 | 11,076歩 | 7.97km |
養命寺 | 13時25分 | 2時間12分 | 13,524歩 | 9.73km |
白旗神社 | 13時45分 | 2時間32分 | 15,450歩 | 11.12km |
常光寺 | 13時55分 | 2時間42分 | 16,369歩 | 11.78km |
感応院 | 14時11分 | 2時間58分 | 17,576歩 | 12.65km |
諏訪神社 | 14時23分 | 3時間10分 | 18,342歩 | 13.20km |
藤沢駅 | 14時45分 | 3時間32分 | 20,144歩 | 14.50km |
藤沢七福神の御朱印
すべてのスタンプを押し終えて、藤沢市の観光課へ行くと最後に、宝船に乗った七福神のスタンプがもらえます。
真ん中に押してあるのがそれになります。
藤沢七福神の開運干支暦手拭
こちらが開運干支暦手拭になります。
藤沢七福神独特の景品なので、いただけるとうれしいです。
藤沢七福神巡りを歩いてみた感想
藤沢七福神巡りを歩いてみた感想を一言でいえば、「思った以上に疲れた」です。
途中、お昼ご飯を食べても良かったのですが、なんだかんだで約3時間30分休みなしで歩いたので、藤沢駅に着いたときには正直疲れました。
やっぱり、バスや電車を利用したほうが全体をスムーズに回れて楽しめると思います。
ただ、歩いて回ると地元の人の生活を感じれるような気持ちになれるので、そんな気持ちを味わいたい人はぜひ一度歩いて回ってみてください。
鎌倉七福神巡りは観光地を歩くといった感じですが、藤沢七福神巡りは地元を歩くといった感じでした。
また、平日だったこともあり、神社やお寺でスタンプを押すときに混雑していなかったのも良かったです。
藤沢七福神巡りは、色紙に御朱印を頂くことができないのが残念なポイントですが、全部を回り終えると開運干支暦手拭を頂けるので、他にはない楽しみになりますし、一度手拭をもらうと毎年集めたくなる気持ちが出てくると思います。