鎌倉で唯一の尼寺である英勝寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
境内には江戸期の名建築がたくさん残っているとともに、美しい花と竹林で囲まれていました。
目次
鎌倉・英勝寺の御朱印
こちらが英勝寺の御朱印になります。
御本尊の阿弥陀如来は、三代将軍の徳川家光からの寄進と伝えられています。
御朱印帳がこちらです。(1冊1000円)
英勝寺の御朱印を頂ける時間
入口から入ってすぐのところで、拝観料をお支払いするのですが、御朱印もそこでお願いします。
英勝寺の拝観時間は朝9時00分から夕方の16時00分までとなっていますので、御朱印をお願いできる時間も同じだと思われます。
鎌倉・英勝寺へのアクセス(行き方)
鎌倉駅西口より歩いて約12分。
西口の改札口を出たら、そのまま真っすぐ進み、紀伊国屋が前に見える市役所前交差点を右に曲がります。
あとは道なりにずっと歩いて行くと横須賀の線路が現れ、英勝寺に到着します。(鎌倉五山の寿福寺の隣)
地図(マップ)
鎌倉・英勝寺の拝観料
拝観料は、300円です。
(※金額は変更になっている場合がございます。)
鎌倉・英勝寺の境内
英勝寺の入口は、こちらになります。
普通のお寺の入口とは少し異なるので、通り過ぎないように気をつけてください。
総門が開くのは英勝院の命日のときのみで、普段はこちらの通用門になるそうです。
入口から境内の中にはいると、ご地蔵様がいらっしゃいました。
境内には散策路がしっかりと整備されていました。
草木の緑と花々に囲まれた美しい境内でした。
鐘楼
袴をはいた人が立っているように見える袴腰月楼閣形式という珍しい様式の鐘楼です。
この様な様式のものは格式が高い寺院にしか見られないものだそうで、鎌倉では唯一のものだそうです。
国の重要文化財に指定されています。
山門
英勝寺の山門は、関東大震災で倒壊してしまいましたが、平成二十三年(2011)に修繕が完成しました。
山門をくぐった先に仏殿が建っています。
仏殿
開基である英勝院は太田道灌から数えて四代の孫にあたる康資の息女で、徳川家康の側室として大奥に入り、「お勝の方」と呼ばれた人物です。
水戸家初代徳川頼房の養母を務め、徳川家康の死後出家し、英勝院と号したそうです。
寛永十三年(1636)、三代将軍の徳川家光から祖父太田道灌の土地を受け英勝寺を創建しました。
水戸徳川家との関係も強く、代々水戸家の姫君が住職を務めたそうです。
唐門
仏殿向かって左側に建っているのが唐門です。
両面透かし彫りのボタンの花があしらわれ、江戸時代初期の高度な技術を見ることができます。
祠堂
唐門をくぐった先にあるのが祠堂です。
日光東照宮を思わせる極彩色の装飾を施した祠堂です。
英勝寺の仏殿・鐘楼・祠堂・唐門・山門は国の重要文化財に指定されています。
境内の奥へ歩いて行きます。
境内の奥には竹林と書院があります。
書院
竹林
英勝寺の境内には、見事な竹林が整備されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
鎌倉・英勝寺の花
英勝寺は、鎌倉の花寺としても有名な場所で、四季を通して様々な草花を楽しむことができます。
冬の梅、春の桜、白藤、秋の彼岸花と紅葉など見どころが豊富です。
鎌倉で彼岸花を楽しむなら英勝寺が一番のおすすめです。
見頃の時期には、たくさんの人が訪れるスポットになっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
秋には楓(カエデ)が境内を紅く染めます。