今回は東京の浅草神社の裏に建っている被官稲荷神社に御朱印を頂きに行ってきました。
ご利益やアクセス(行き方)方法などについてもご紹介していきたいと思います。
お稲荷様が描かれたカワイイ銀杏絵馬にも注目です。
目次
被官稲荷神社の御朱印
こちらが被官稲荷神社の御朱印になります。
右下には、「お姿」の置物の絵柄も押されていました。
御朱印を頂ける場所は、浅草寺の授与所になります。
授与所や駅からのアクセス(行き方)については、浅草神社のページに記載していますので、詳細を知りたい方はそちらのページをご覧ください。
被官稲荷神社のご利益
被官稲荷神社のご祭神は、倉稲魂神ですので、「五穀豊穣」「産業振興」「商売繁盛」「家内安全」などのご利益を授けていただけます。
また、幕末の江戸時代に活躍した町火消しの新門辰五郎が、妻の病気の平癒を京都伏見稲荷に祈願したところ快癒したことで、そのお礼に伏見稲荷の分霊を江戸に勧請したのが、被官稲荷神社のはじめなので、「病気平癒」のご利益もあるといわれています。
他にも新門辰五郎の娘が、徳川慶喜(15代将軍)の側室に大出世したことや、被官という言葉から「出世」「就職」のご利益があるといわれています。
被官稲荷神社の境内
浅草神社の拝殿向かって右側に授与所があり、さらにその右奥に行くと被官稲荷神社が建っています。
小さなお社ですが、安政二年(1855)に建てられたものが、そのまま残っている状態だそうです。
東京の大空襲にも焼失することなく残っているなんてビックリです。
歴史を感じるお稲荷様です。
前方の御影石の鳥居には、安政二年9月辰五郎の奉納の銘が刻まれています。
「被官」とは、出世に通じる意なので、花柳界や芸能関係者の参拝も多いそうです。
被官稲荷神社お姿
鳥居をくぐり中に入って左奥に祀られているのが、今戸焼の小さな狐の「お姿」です。
毎月1日と15日に売っているそうで、お社に奉納してもいいですし、家に持ち帰って飾ってもいいそうです。
初穂料は、1500円。