鎌倉五山第二位の格式高い円覚寺に御朱印を頂きに行っていきました。
また、境内には国宝の建築物など見どころもたくさんあり、仏日庵や弁天堂茶屋、歴史などについてもご紹介していきたいと思います。
目次
鎌倉・円覚寺の御朱印
こちらが鎌倉・円覚寺の御朱印です。
鎌倉・円覚寺の御朱印帳
せっかくここまで来たんだからと思ってとうとうお寺の御朱印帳に手を出してしまった
円覚寺さんの御朱印帳の表紙の文字は水戸黄門の題字書かれた方の字らしいです pic.twitter.com/rccwnLWumK— マサキ (@kaz02go) 2015年9月21日
鎌倉・円覚寺の御朱印を頂ける時間
御朱印を頂ける時間は、午前8時から午後17時までですが、11月から3月の冬期は16時までとなっています。
御朱印を頂ける場所は、総門をくぐってすぐのところにあります。
ただ、佛日庵や弁天堂で御朱印を頂きたい場合は、最初にここで御朱印帳を預けてしまうと、もらえなくなってしまうので、気をつけてください。
鎌倉・円覚寺へのアクセス(行き方)
電車
JR横須賀線の「北鎌倉駅」より歩いて約1分のところにあります。
久里浜方面の改札口から出ます。
駐車場
駐車場は20台停められるスペースがあります。(有料)
鎌倉・円覚寺の境内と見どころ
北鎌倉駅から歩いてすぐのところにあるので、道に迷うということはないです。
円覚寺は、文永の役、弘安の役の2回にわたる元寇の戦没者を弔うため、鎌倉幕府第八代執権の北条時宗が弘安五年(1282)に創建しました。
総門をくぐり境内へ入っていきます。
山号の「端鹿山」は、無学祖元の法話を聞こうとして白鹿が現れたという伝説からつけられたそうです。
階段を上がっていくと、円覚寺のシンボルともいえる山門が見えてきます。
山門
円覚寺の山門は、天明五年(1785)に大用国師によって再建されたもので、「円覚興聖禅寺」の力強い額字が目に飛び込んできます。
楼上には、十一面観音や十六羅漢像などが安置されているそうです。
仏殿(大光明宝殿)
次に見えるのが、仏殿(大光明宝殿)です。
関東大震災で倒壊してしまいましたが、昭和三十九年(1964)に再建されました。
御本尊の宝冠釈迦如来像。
天井に描かれた白龍図は迫力満点です。
前田青邨画伯と、その弟子である守谷多々志さんの作だそうです。
方丈庭園と妙香池
方丈庭園を右に左に名勝妙香池を見ながら境内を進んでいきます。
方丈は、建物の中に入ることもでき、そこから庭園の景色を楽しむこともできます。
妙香池は、創建当時の面影を留める放生池です。
写真真ん中より少し下に写っている虎頭岩と呼ばれる露出した岩盤が印象的です。
佛日庵
さらに境内を奥に進んでいくと円覚寺の塔頭のひとつ佛日庵に着きます。
佛日庵は、北条時宗の廟所として創建され、子供の貞時らが祀られています。
白鹿洞
円覚寺落慶の日、開山無学祖元の説法を聞くために白い鹿の群れが現れたと伝わる洞窟が「白鹿洞」です。
佛日庵からさらに境内奥に進んだ場所にあります。
黄梅院
黄梅院は、円覚寺の境内で一番奥に建つ塔頭です。
庭に咲く式の草花が美しいと評判だそうです。
舎利殿
鎌倉で唯一の国宝建築であるのが舎利殿です。
場所は、佛日庵へ行く途中に左に曲がるとあります。
通常は中に入ることはできないので、門からその景色を眺めることになります。
ただし、正月三が日と11月3日前後に外観が公開されるそうです。
弁天堂
仏殿の右手、墓地の脇にある鳥居をくぐり階段を上がっていくとあるのが弁天堂です。
計143段の石段を上りるので、けっこう大変です。
弁天堂に到着しました。
弁天堂のすぐ近くにある梵鐘は、舎利殿と並ぶ円覚寺の国宝です。
寺では洪鐘と呼ばれていて、建長寺、常楽寺と並ぶ鎌倉三名鐘に数えられています。
正安三年(1301)、北条貞時が寄進したもので、鋳物師の物部国光による作だそうです。
弁天堂のすぐ横に茶屋があります。
弁天堂茶屋と呼ばれ、高台に建つので鎌倉の景色を見ながらおしるこや抹茶などを楽しむことができます。
鎌倉・円覚寺の花と紅葉
円覚寺の境内には、四季折々の美しい花と秋には紅葉を楽しむことができます。