山梨県甲州市塩山上於曽に建つ向嶽寺へ御朱印を頂きに行ってきました。
康暦二年(1380)に時の守護であった武田信成が抜隊禅師を招いて、塩の山の麓に向嶽庵を創建したのが始まりと伝えられています。
このページでは、そんな歴史ある向嶽寺の御朱印や境内の様子、アクセス方法や駐車場などの情報をご紹介していきます。
目次
向嶽寺の御朱印
こちらが向嶽寺の御朱印になります。
甲斐百八霊場の第十二番札所にもなっています。
向嶽寺の境内
総門(山門)
参道
中門
左右に築地塀を従えた中門は、室町時代中期に建立された四脚門で切妻造、屋根は檜皮葺でできています。
中門は国指定重要文化財で、築地塀は県指定文化財となっています。
中門は、通ることができないので横にある通用門をくぐります。
その先には池があり、橋が架かっていました。
橋は渡ることができないので、池の横を歩いて行きます。
仏殿
市指定文化財になっている仏殿は、天明七年(1787)に下山大工の石川源三郎によって再建されました。
御本尊は釈迦如来です。
仏殿の奥には本堂や名勝庭園などがありますが、向嶽寺が臨済宗の専門道場(僧侶が修行する寺)のひとつであるため、残念ながら一般の参拝者は入ることはできません。
塩の山を借景につくられた庭園は、国の名勝に指定されていて、平成九年(1997)の修復工事によって、江戸時代中期の景観に戻ったそうです。
鐘楼
こちらの建物で、御朱印を頂けます。
秋葉神社
向嶽寺の境内に鎮座する秋葉神社は、火伏の神を勧請し、神仏習合の形をとっています。
毎年4月18日に行われる秋葉神社の祭りは、向嶽寺の鎮守の祭りとして有名です。
向嶽寺へのアクセス方法
電車(最寄り駅)
- JR中央線「塩山駅」から徒歩約20分
バス
- JR中央線「塩山駅」からバスで約5分
レンタサイクル
- JR中央線「塩山駅」のレンタサイクルで約7分
駐車場
- 駐車場は一応解放されているようでしたが、案内などはありませんでした。
地図
- 住所:山梨県甲州市塩山上於曽2026