静岡県清水町にある柿田川公園は、国の天然記念物にも指定されている柿田川湧水群がある公園です。
神秘的なブルーホールは、訪れた人たちの目を楽しませてくれる他、木製の八つ橋からは柿田川中流の優雅な景色を眺めることができます。
このページでは、そんな公園へのアクセス方法や駐車場、園内の様子などをご紹介していきます。
目次
柿田川公園へのアクセス方法(行き方)
バス
<三島駅南口4番のりば>
- サントムーン経由沼商行き、杉沢行き/「柿田川湧水公園前」バス停で下車、徒歩1分
- サントムーン・柿田経由沼津行き/「柿田川湧水公園前」バス停で下車、徒歩1分
- サントムーン経由柿田川循環/「柿田川湧水公園前」バス停で下車、徒歩1分
- 沼商行き/「西玉川」バス停で下車、徒歩5分
- 柿田経由沼津行き/「西玉川」バス停で下車、徒歩5分
<三島駅南口1番のりば>
- 旧道経由沼津行き/「玉井寺」バス停で下車、徒歩5分
駐車場
- 有料の駐車場あり
地図
- 住所:静岡県駿東郡清水町伏見71番地の7
柿田川公園の園内マップ
こちらが柿田川公園の園内マップになります。
園内のすべての見どころを歩くと30分から1時間ほどかかります。
柿田川公園
第一展望台
第一展望台は、柿田川の最上流です。
川のはじまりを観察することができる場所となっています。
柿田川はすべて湧水で、その水量は一日約120万トンなんだそうです。
また、日本名水百選の湧水にも選ばれています。
【動画】第一展望台周辺の景色
第一展望台周辺の景色を動画にしてみましたので、ぜひこちらもご覧ください。
第二展望台
第二展望台の様子です。
柿田川は、夏でも冬でも水温が15℃に保たれていて、水位もほとんど変わらないため、手付かずの河川の姿が今も残されています。
水質もよく、飲料水や工業用水としても貴重な水資源となっています。
第二展望台からは、かつて紡績工場が井戸として使用していた大きな穴があり、日の光と砂が蒼く澄んだ不思議な空間を生み出しています。
【動画】第二展望台周辺の景色
第二展望台周辺の景色も動画にしましたので、ぜひこちらもご覧ください。
湧水広場
湧水に触れることができる広場となっていて、夏になると水遊びをする子供たちで賑わいます。
八つ橋
木製でできた八つ橋。
川の中流を観察することができます。
流域は、ケヤキ、エノキ、ヤブニッケイなどの温帯性広葉樹林に囲まれている他、清流にしか生息しないホタルなどの昆虫やアユ等の魚類の姿を見ることができます。
その他にも様々な動植物の姿を観察することができる貴重な場所です。
舟付場
舟付場は、かつて川を遡った舟を付けた場所で、井戸として利用されていたところから、きれいな水が湧き出ています。(湧き間)
丸い穴が2つあり、あゆの遡上時期には運が良ければ産卵の様子を観察することができるそうです。
貴船神社
園内には、縁結びのご利益を授けてくださるといわれている貴船神社が鎮座しています。
参道には、えんむすび通りと刻まれた石碑が立っていました。
上に置かれた、紅白の「おむすび」に手をふれると良縁に恵まれるそうです。
手水舎。
京都貴船神社本宮の分社で、貴船神社は水を司る神様ですが、「恋を祈る神社」縁結びの神様としても知られています。
観光客だけでなく地元の人たちにも崇敬されている場所で、水に浸すと文字が浮かび上がる恋の「水みくじ」も人気なんだそうです。