最近は色々なところで、山登りに関する情報が流れるようになって、登山をしたいと関心を持ってくれている人も増えはじめました。
山登りはただ山頂に向かって歩くというシンプルなものですが、それでもスタートする前までに行っておくべき準備があります。
ここでは初心者の人のために7つの基本準備についてご紹介したいと思います。
目次
①登る山を決める
まず登りたい山が初心者に適しているかを確認します。
初心者に適している山かどうかは本や雑誌、インターネットなどで確認したり、登山経験者に話を聞いてみたりしましょう。
また、季節によって山の姿も変わるので、注意が必要です。
特に標高が高い山は、10月くらいから雪に覆われ初心者には難しいコースになることがあります。
②地図を購入する
本屋やアウトドアショップで、登山すると決めた山の地図を購入しましょう。
初心者の人は、大雑把な概略だけが書かれている地図ではなく、登山道や周辺情報などが詳しく記載されているものを選ぶようにしましょう。
③歩くコースを決める
山によっては、山頂まで行くのに複数のコースがあります。
なので、どのコースを通って登山するのかを決めましょう。
決めるポイントは、登りやすさやコース上から見える景色、植物などで選ぶ方法や雑誌などの登山情報を見て、おすすめのコースとして紹介されているところ選んでみるのもいいのではないでしょうか。
また、コースガイドなどでトイレの有無の確認、山小屋の営業時間、ケーブルカーの運行状況なども確認して選びましょう。
④アクセス方法を確認する
実際に登山するコースの登山口と下山口までのアクセス方法を確認します。
電車やバスで行く場合は、下山予定の時間を計算して、その前後までの時刻表を調べておくことが大切です。
また、万が一のため地元のタクシー会社の電話番号をメモしておくこともおすすめします。
⑤持ち物を準備する
初心者が登りやすい日帰りの低山ならば、登山靴、トレッキングシューズ、ザック、レインウェア、水筒、地図、非常食などといった基本的な装備で十分ですが、ちょっと本格的な山に登る予定なら、一緒に上る先輩の持ち物を教えてもらい真似するようにしましょう。
⑥天気を確認する
週間天気予報などで、登山予定日の天候を確認しましょう。
ただし1週間前の天気予報が晴れでも前日には雨に変わっているなんてこともあるので、細目に天気の確認を行います。
また、前日まで大雨だった場合、山の岩場は滑りやすくなっていたりするので注意が必要です。
山の天候は変わりやすいので、延期や中止の判断は厳しめに行うようにしましょう。
⑦登山のタイムスケジュールを立てる
登山をする朝から下山するまでのタイムスケジュールをしっかりと立てましょう。
そうすることで、下山時刻が遅れたり、バスを乗り過ごしたりする可能性を減らすことができます。
特に冬場は、日没の時間が早いので、しっかりとタイムスケジュールを立てることが大切です。
<所要時間を確認>
登山口からスタートして、山頂まで登り、下山口まで降りてくるまでの所要時間を確認しておきましょう。
<タイムスケジュール>
次に、何時に家を出発して登山口に何時に到着する、そして何時に下山口までに行くというタイムスケジュールを立てましょう。
昼食を食べる時間、休憩する時間などもタイムスケジュールの中に入れておくようにしましょう。
初心者の方は、高尾山や鎌倉のハイキングコースからスタートしてみるのがおすすめです。