諏訪八十五番札所でもある古御堂へ行ってきました。
このページでは、境内の様子を写真でお伝えするとともに、アクセス方法などの情報もご紹介していきます。
目次
古御堂
古御堂は、樹齢は200年ともいわれる枝垂桜で有名な場所です。
以下、境内の説明版に書かれていたことを記載します。
北久保は田沢村の新田として、寛文四年(1664)に開発された。
田沢村が上社の神領であった関係から、この村も神領として大祝諏訪家に納租し、二百数十年間主従関係にあって、きわめて情誼の美わしいものがあったといわれてる。
文政八年(1825)七月大祝諏訪頼啓の逝去に際して、その位牌をここに安置し、毎年忌日には村人が集まり回向を営み、この日には寒天を食するを例としているので寒天祭ともよばれている。
この堂の中の須弥壇と欄間は二代立川和四郎富昌の作である。
富昌は初代富棟の長子として天明二年(1782)に生まれ、技を父にうけ、天稟の才と絶ゆまぬ努力で彫刻では父をしのぐ工匠としてみとめられ、幕府から内匠の称を許された。
この彫刻は、竹に雀のすかし彫り、雲に天人の彫り、粟に鶉の彫り等がある。
特に粟に鶉の図柄は最も得意とするところで、空間の構成もととのい、よく立体感を表現している。
粟の穂や葉、茎の彫りも自然を生かし、真実味に溢れ、均衡と重厚さをそなえた見事な作品である。
古御堂の境内図
鳥居
倉
不動尊像
皇大神宮堂
古御堂へのアクセス方法
電車と車
- JR中央本線の「茅野駅」から車で約10分
地図
- 住所:長野県茅野市玉川5733-8