千葉市若葉区大宮町に建つ栄福寺は、県内でも有数の桜の名所として知られている場所です。
境内には早咲きのしだれ桜や樹齢100年のソメイヨシノなど約70本の桜が植えられていて「坂尾の桜」と呼ばれ地元の人たちから愛されています。
このページでは、そんな春の境内の様子を写真と動画でお伝えするとともに、見頃の時期や現在の開花状況などの情報と共にご紹介していきます。
栄福寺の桜の見頃
栄福寺のしだれ桜の見頃は、例年3月中旬から4月上旬頃です。
私が栄福寺に訪れたとき、ご住職に伺ったところ、しだれ桜は千葉で一番の早咲きで、お彼岸のときには4～5分ほど咲いていてソメイヨシノが
咲くころには散ってしまっているとのことでした。
私が訪れたときは、ちょうど両方が咲いていたのですが、しだれ桜とソメイヨシノが両方見ることができるのは稀だそうです。
栄福寺の桜の現在の開花状況
現在の桜の開花状況については、千葉市観光協会が運営しているサイトで確認することができます。
栄福寺へのアクセス方法（行き方）
電車とバス
- JR千葉駅東口からバス１番乗り場、千城局経由「大宮市民の森」行きに乗車し、「坂尾」下車、徒歩約5分
駐車場
- 駐車場は、関係者専用
地図
- 住所：千葉市若葉区大宮町3869
千葉駅から栄福寺までの道のり
私は千葉駅から栄福寺までバスに乗って行ってきましたので、その道のりを写真と共にご紹介していきます。
改札口を出たら、東口へ向かいます。
東口のバス乗り場1番から千城局経由「大宮市民の森」行きに乗車します。
坂尾バス停に到着しました。
バスを降りたら、バスの進行方向へ歩いて行きます。
突き当たりの信号まで来たら、右に曲がります。
緩やかな坂を上がって行きます。
坂を上がっていっても着くことにできますが、ここで左に曲がります。
栄福寺に到着しました。
坂尾バス停から栄福寺までの所要時間は5分。
万歩計は570歩で、距離は440メートルとなりました。
栄福寺の桜の写真
栄福寺は、拝観料などはありません。
拝観時間は午前9時から午後17時のようです。
山門をくぐると目の前に巨大な枝垂れ桜が現れます。
こちらが栄福寺の境内図です。
千葉氏の家臣・坂尾五郎治が、大治五年（1130）に妙見堂を建て、その翌年に創建したのが栄福寺の前身で、江戸時代に寺号を現在のものに改めたそうです。
この立派な枝垂れ桜は、「坂尾の桜」と呼ばれ親しまれています。
また、坂尾五郎治の妻である高枝が自身の病の治癒を感謝し、御手植したという伝説が残っていることから「姫桜」とも呼ばれています。
栄福寺には、県文化財の「釣灯籠」や「千葉妙見大縁起絵巻」（非公開）が残されています。
山門周辺のソメイヨシノ。
こちらは妙見堂周辺のソメイヨシノです。
境内には、樹齢100年のソメイヨシノなどあり、全部で約70本の桜が植えられています。
【動画】栄福寺の桜の景色
栄福寺の桜の景色を動画にしました。
毎年、約3000人がお花見に訪れるといわれる栄福寺の桜の様子をぜひ動画でもご覧ください。
